KANGEKI2018年11月号vol.34

源太（橘炎鷹座長）と政（橘鷹勝 花形）は、親にはぐれた者同士、兄弟分として力を合わせて生きてきた。
盗賊・不知火一家の一員となった二人だが、政は火付盗賊改方の長谷川平蔵（ボス 橘魅乃瑠）に捕まってしまう…。
「好きな芝居」と語る炎鷹座長の、巧みな芸が光る人情劇です。

亡き名優「二代目小泉のぼる」を師と仰ぐ「のぼる會」から
たつみ演劇BOX・座KANSAI・逢春座・浅井劇団の４劇団による
特別公演が2018年8月の１ヶ月間、京橋劇場で行われました。
今回は総出演日であった8月18日と、
8月29日の若手まつりの公演をご紹介します。
お芝居は「甲州親子旅」と「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」。
辰己龍子会長のインタビューも収録しています。

新川劇団創立42年、新川博也座長の襲名15周年、
新川笑也座長の襲名5周年を記念した特別公演が、
2018年８月の１ヶ月間、朝日劇場で行われました。
その記念月間よりお芝居を２本ご紹介。
死闘と呼ぶにふさわしい立ち回りが見どころの「笹ヶ峠の決闘」と、
戦後の広島が舞台の「原爆の子」。
博也座長・笑也座長、博之リーダーのインタビューも収録しています。

【ゲスト】
若大将 三代目 澤宗千丸（劇団澤宗）

大衆演劇とオペラ、既存の枠組みでは考えられない組み合わせが行われた特別公演が、のぼる會とのコラボレーションで行われました。
「英雄ボロネーズ」「ある晴れた日に」「誰も寝てはならぬ」…オペラの名曲と、舞踊ショーのかつて無いコラボ。
このイベントを主催された、田部井教育振興会の理事、田部井美幸さんのインタビューも収録しています。
【ゲスト】
大川良太郎座長（劇団九州男）

幕末の京都で出会った二人の若者、
田上（大川忍副座長）と平野（舞川修若手リーダー）。
新撰組と海援隊、主義主張は違えども、意気投合した二人。
しかし幕末の激しい嵐は、二人の友情を揺さぶることに…
「よっと見とけば、じんわり、ほろっとくる」という友情物語。
椿裕二座長のインタビューも収録しています。

大工の亀八（風美涼太郎座長）は、
親方のお嬢さん（藤紫花）に恋心を抱いている。
しかしお嬢さんが好きなのは大工仲間の鶴吉（風美玄吉）だという。
それでも諦めきれない亀八は…。
折れないひたむきな亀八の活躍から目が離せません。
風美涼太郎座長のインタビューも収録しています。

【ゲスト】
三ツ矢洋次郎座長 三ツ矢春馬（劇団三ツ矢）
菊小菊座長 菊おさむ 市川華丸（劇団菊）

2018年8月15日の公演は「美麗の日」。
お芝居は総座長の十八番狂言「大岡政談 悪の華」、
ハードボイルドな任侠劇「仁義の墓場」の２本（昼夜お外題替え）。
「芝居の南條」と評されるお芝居を
龍美麗総座長づくしでたっぷり楽しめる１日。
総座長のインタビューも収録しています。

質屋・七福の娘、お福（カムイ若座長）は突飛な言動で
母親（錦みやび）や世話係のおさよ（りか）たちを困らせていた。
そんなお福が手代の清次郎（錦きらと）に恋をしたのだが…。
錦はやと座長療養中という状況で、劇団の成長を感じられたという
カムイ若座長のインタビューも収録しています。

一般企業のOLから、１劇団員だった錦はやと座長の妻となり、
思いがけず女優の道を歩むことになった錦みやびさんの奮闘記。
劇団錦という家族を支える「みやび姉さん」に、舞台表裏で密着、
カムイ若座長や、若手座員さんへの思いについてもお聞きしています。

「徳島に大衆演劇の灯を」という思いから生まれた
徳島天満座も創立から４年。
座席の配慮やイベントなど、お客さまへの細かい気配りが魅力。
大衆演劇という文化に馴染みのなかった地域でも徐々に浸透してきたそう。
相原希世代表と相原邦弘さんにお話をうかがいました。

旅芝居にまつわるオリジナルストーリー「ツバクロ」の第８回。
病に倒れた北次の代わりに個人舞踊を命じられた奈々未。
しかも旺介座長が指定した曲は北次の十八番『弥右衛門坂』。
困惑する奈々未だったが、順三郎のアドバイスを受け…

日本各地に存在する旅芝居どころ。
それぞれの舞台の魅力と、ご当地グルメもご紹介。
カンゲキ特派員・烏丸さんが訪ね歩いた第一報、
福岡県の劇場レポートが届きました！
【ご紹介する劇場】
飯塚セントラル劇場・大衆演劇館 宝劇場・見聞劇場
湯の迫温泉 太平樂 ぶらり劇場

読者の方に参加いただく新連載。
好きな劇団や役者さんのグッズや思い出の品…
舞台人を応援するファンの思いを
披露いただくコーナーです。
みなさまもカンゲキ誌面で語ってみませんか？
投稿お待ちしております！

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

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