演目豆辞典

大衆演劇では様々な題材が取り上げられており、黎明期である江戸時代から、人気のある演目というのがいくつも生まれています。ここではそういった演目や題材について少しだけ説明します。もっとよく知りたくなったら、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。ただ、劇団ごとに演出や脚本がアレンジされていることもありますので、その違いを見極めるのも観劇の楽しさの一つです。細かい用語などについては大衆演劇豆辞典をご覧下さい。

一本刀土俵入
いっぽんがたなどひょういり

下総取手宿(茨城県取手市)の酌婦(しゃくふ)お蔦は、ある時腹を空かせた男を助ける。男は相撲部屋から破門された茂兵衛で、再入門を許してもらう旅にでているとのことだった。お蔦は茂兵衛の身仕度を整えてあげ、送り出すのだが…

長谷川伸の脚本で、1931年(昭和6年)に初公演されて以来の人気演目です。最初はさえない姿の茂兵衛が、後半ではうって変わった姿を見せます。「しがねえ姿の土俵入りでござんす」のセリフは、三波春夫の浪曲でも謡われています。

  • 茂兵衛
  • お蔦

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