KANGEKI2020年9・10月号vol.52

今月の表紙を飾っていただいたおもちゃ劇団。
「人生の並木道」は初代の頃からかけているお芝居で、妹の幸せを願う男の心情を中心に描いた人情劇。粋な決め台詞が散りばめられ、見どころいっぱいです。ゲストの里見直樹座長との掛け合いも楽しい！
舞踊ショーでは劇団のユニット「小娘隊」が大活躍。楽しい舞台模様に加え、劇団の近況を語っていただいた市川おもちゃ座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】里見直樹座長（里見劇団進明座）

2020年5月にネット配信された剣戟はる駒座の無観客公演の舞台模様をカンゲキ誌上で再現！
お芝居「明烏」は、風来坊の武士と渡世人一家との交流を描いた時代剣劇。明烏の丹三郎は旅の途中で出会った太田屋一家の義理堅さに惚れ込み逗留。敵対する横車一家との喧嘩出入り、そして恋の行方は…両座長筆頭に若手が大活躍。配信に向けて作られたラスト舞踊「信長」も必見です。
ネット配信への思いやコロナ禍での過ごし方について語っていただいた津川鵣汀・津川祀武憙両座長のインタビューも収録しています。

劇団として初めての関西公演・奈良弁天座でのお昼１回ロング公演を取材させていただきました！
松川小祐司座長が女形で演じる超大作「明鴉お吉」は、幕末の激動の時代に翻弄された１人の女性の生涯をじっくり描いたお芝居で、小祐司座長の十八番。６場面それぞれ趣向を凝らされた弁天座の舞台セットにも要注目です。
初めての場所で奮闘する座長の意気込みとこれからの構想を語っていただいたインタビューも収録しています。
【ゲスト】天夜叉、南雄哉花形（劇団菊）

特選狂言「壬生の狼」は無名の新選組隊士が主人公。家族を養うために国を捨てて入隊、報酬稼ぎ最優先で人斬りも厭わない。そんな男の行動に三番隊組長斎藤一は苛立つ。やがて情勢が悪化し…。主演の椿裕二座長はじめ全員が汗をたぎらせ涙を流す熱演に、大きな拍手が起こりました。
座長インタビューでは、演出の工夫や、劇団の長として大切にしていることについて語っていただきました！
【ゲスト】長谷川桜（長谷川武弥劇団）、片岡桔梗（本家真芸座）

祝・旗揚げ！2020年6月、明石ほんまち三白館にて再始動を果たした劇団絆。
取材日のお芝居は「喧嘩屋五郎兵衛」。顔にやけどの痕があるため、恋とは無縁に過ごしてきた喧嘩屋一家の五郎兵衛に、縁談話が舞い込んだ。相手は美しいと評判の大店の令嬢。半信半疑の五郎兵衛だったが…。錦蓮座長が五郎兵衛の秘めた胸中を爆発させる様を力強く演じます。
苦難を乗り越え、8年越しの再始動を実現した座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】
＜本家真芸座＞
片岡梅之助総座長、片岡大五郎座長、片岡桔梗、片岡小梅
＜劇団橘屋＞
橘小寅丸 橘屋虎舞龍

空馬大倫

2020年5月、羅い舞座京橋劇場での公演は初日以降自粛休演となり、待ちに待った幕が開いたのは18日。新型コロナウイルス感染防止のため様々な制約がある中、お越しくださったお客様に少しでも楽しんでもらおうと、劇団メンバーによる全力ステージ。カンゲキでは5月29日の本公演と追加舞踊ショーを取材！
桜春之丞・三代目桜京之介両座長インタビューも収録。コロナ禍での過ごし方やこの間考えたこと、ツイキャス配信の取り組みなど、ワイワイ語っていただきました＾＾

2020年6月、ご老公の湯境店で行われた劇団新・劇団双竜・妃咲劇団による三座合同公演の舞台模様をお届けします。１ヶ月連日、３つの劇団がともに舞台に立つという初の試みは、ネットでも話題になりました。取材日のお芝居は「男の立て引き」。龍新・双竜英次郎・妃咲繚３座長の個性が際立ち、楽しさ３倍！
インタビューももちろん３座長にお集まりいただき、それぞれの劇団の近況、合同公演の印象や成果について語っていただきました。

「釣り忍」は江戸の長屋でささやかに暮らす夫婦の物語。大店の跡取り息子である定次郎を家に帰すため、わざと悪態をつくおはん。後ろ髪を引かれながらも出ていく定次郎…。好きなのにどちらも意地っ張り。そんな夫婦を、澤村丞弥座長と澤村静華さんがはっちゃけながら演じる、笑いあり涙ありの人気狂言です。
旗揚げからまもなく１周年を迎える劇団丞弥 。座長インタビューではこの１年の変化と劇団メンバーとの過ごし方などを語っていただきました。
ゲスト：優木誠座長、優木直弥花形（優木劇団）、恋月彩圭（劇団美翔舞踊一座）、星翔ふうと

おもちゃ劇団の市川恵子太夫元が「すごい頑張り屋」と評される澤村静華さん。この度、恵子太夫元の後押しで取材に応じてくださいました。
役者の子として生まれ、７人の姉妹弟たちとともに舞台に立っていた少女時代。実は人見知りで、舞台に対しても家業だからやっていただけ…と言います。そこからどんな転機があって、今に至るのでしょうか。子育て真っ最中で旗揚げ１年めの劇団の若手座員の母として、多忙な日々を過ごしながら思い描く夢とは。
人気連載23回目も必読です！

１ヶ月ごとに公演先が変わる大衆演劇の劇団は1年365日が旅暮らし。
幼くして役者になった彼らも然りーー。
令和の旅芝居ボーイズ・劇団菊太郎の梅沢慎太郎＆光太郎兄弟が、本音と素顔で綴る実録連載。今回は「ぼくらの自宅と休日大公開」と題し、自宅や旅先での写真を披露しちゃいます！
YouTube キックンチャンネル で続々配信中です＾＾

茨城県の御老公の湯境店が2020年6月、リニューアルオープン！
エントランスには公演中の劇団の大看板を掲げ、これまで以上に大衆演劇を全面的に打ち出すように。また、目玉は新しく建設されたホテル棟。VIPルームを備え、家族やグループ旅行にも最適です。
今回のリニューアルのポイントと、コロナ対策、大衆演劇を盛り上げるための取り組みについて、本多支配人に語っていただきました！

公演場所から公演場所へ、自家用トラックで移動している劇団寿一行。旗揚げ時に１台、今年２台目を購入。寿翔聖座長が車体をペイントし、カッティングシートを貼ったと聞いてびっくり。寿１号・２号のメイキングストーリーを取材させていただきました。

メイクと移動に関する知識と技術では、他の追随を許さないであろう旅役者という仕事。そのワザの現場をレポートするコーナー。第11回は 劇団美松の松川小祐司座長登場。「化粧前」と呼ばれる楽屋内の個人スペースには役者のこだわりが詰まっています。さてここからどんな風に「松川小祐司」が作られるのでしょうか…ぜひ誌面で！

今月の表紙を飾っていただいたおもちゃ劇団のみなさん。ラストショーから表紙撮影の様子を誌上公開。バックステージレポートでは、舞台支度中の楽屋風景や、舞台袖から捉えたお芝居シーンなど、普段見られないショットの数々をお届けします！

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

この号のカンゲキクーポンの利用期限は終了しました。