KANGEKI2020年4月号vol.49

梅田呉服座主催の感謝公演で橘劇団一行が熱演！
年間通してご観劇の団体様へ、日頃のご愛顧に感謝を込めて開かれた特別公演の、お芝居はご存じ「遠山の金さん」。極悪非道の火付け盗賊が江戸入りしたとの知らせを受けた北町奉行・遠山金四郎。果たして捕まえることが出来るのか。橘大五郎座長が貫禄十分に演じます。幕間には舞台装置の解説や公開メイクなど、大衆演劇をより楽しむための趣向がたっぷり。舞台模様とともに橘大五郎座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】かつき夢二

解散から５年、待望の復活公演がついに開幕。2019年11月東京を皮切りに、岐阜、大阪、札幌と、各地で大きな反響を呼びました。二代目座長として早乙女太一さんが総合プロデュース・脚本・演出・出演までを手がける舞台。カンゲキでは大阪公演2日目の舞台模様をお届け。この公演が大衆演劇の劇場へ足を運ぶきっかけになれば嬉しいと語る、早乙女太一さんのインタビューも収録しています。抽選で読者プレゼントとして早乙女太一さんのサイン入りグッズをご用意。ぜひご応募ください。

2019年12月朝日劇場にて催された近江飛龍劇団特別公演の千穐楽を取材。特別狂言「やくざ鳥辺山心中」から多彩なゲストを迎えての舞踊ショー、アンコールの「ドラゴン太鼓」まで、楽日ならではの熱気あふれる舞台模様をお届けします。近江飛龍座長にとって5年ぶりになる朝日劇場の舞台。今回の公演に至るまでの様々な思いやエピソードを話していただいた座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】綾乃凛笑、Eroticfreestyle dancer豹凛、大道芸人ペンギン屋、新貝武彦、なにわ役者祭り座長 花浦愛一朗、マジシャン京次郎、宮川隼人、柚姫将 、竜小太郎

品川の船着場で偶然出会った甲州生まれの３人が繰り広げる股旅人情劇。船着場で気分良くお酒を飲んでいる間に、女スリのおせんに財布を盗られてしまった秋太郎と春太郎。せっかくおせんを捕まえたはずの冬太郎も結局盗られてしまい…。おせんを追って品川一家に乗り込んでからの丁々発止の駆け引きが見どころ。劇団の近況を語っていただいたあおい竜也座長のインタビューも収録しています。
【ゲスト】朝霧貴京、酒井健之助座長（劇団井桁屋）、藤美一馬座長（劇団KAZUMA）

2019年11月に朝日劇場で催された若手大会のパート２。親交会の各劇団で活躍する若手メンバーが明石ほんまち三白館に結集し、大賑わいの公演となりました。お芝居「二人お蝶」は同じお蝶という名を持つ女侠客の対決劇。舞踊ショーでは特別公演ならでは演目も。下座を務める里見劇団進明座の里見直樹座長、里見龍星座長、里見祐貴副座長が若手について語る３人インタビューも楽しいです！
【出演】澤村鶴次郎（千代丸劇団）、澤村祐介花形（劇団天華）、仁童竜之助（満劇団）、浪花勘太郎（浪花劇団）、花柳竜乃若座長（花柳願龍劇団）
【下座】里見劇団進明座

2019年12月、三吉演芸場で開かれた劇団花吹雪 桜彩夜華さんの誕生日公演。お芝居は幼なじみの男女が互いに恋心を秘めながらも、それぞれの道を懸命に生きる姿を描いた物語。この日の主役である彩夜華さんを中心に劇団オールキャストで魅せます。舞台はもちろん、劇場に施された誕生日ならではの演出もしっかりレポート。桜彩夜華さんのインタビューも収録しています。
【ゲスト】なおと

大衆演劇専門劇場の老舗「天満座」の母体である吉田興業の会長として、長きにわたり尽力された松本年子さんの一回忌。山根演芸社社長はじめ、縁の深い役者さん方が、故人との思い出話や、歌、舞踊などを披露。心づくしの催しを取材させていただきました。
【出演】
澤村謙之介座長、天海翼若座長、天海翔、澤村一也（劇団澤村）
都京弥座長（劇団都）、錦蓮座長（劇団絆）

1905年大阪で起きた「堀江六人斬り」事件を元にしたお芝居。大阪堀江の置屋山梅楼の主人が、妻の不貞に激昂し、酒に酔った勢いで芸者たちを斬殺。娘であり、踊りの名手だった妻吉も巻き込まれ、あろうことか両の腕を斬られてしまう…。前半は事件が起きるまでの山梅楼、後半は末広座の楽屋が舞台。妻吉を演じる浪花めだかさんの真に迫る役作りに刮目です。お芝居の演出やこだわりについて語っていただいた近江新之介座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】近江大輔（近江飛龍劇団）

人気シリーズ20回目は浪花劇団 浪花めだかさん。両親ともに役者で、抱き子として出演。舞台が好きで、中学卒業と同時に浪花三之介劇団の正式座員に。以来、板の上一筋に歩み続け、現在は4人の母として、座長の妻として、多忙な日々を送ります。役者としてもますます磨きがかかるめだかさんの話には、先達から受け継がれてきた金言がいっぱい。舞台はもちろん、楽屋で奮闘する母の素顔に迫ります。

2019年12月25日ホテルヴィスキオで催された「大川良太郎ディナーショー」。ホテルの宴会場に可能な限りの照明を施した特別仕掛けのショーは豪華の一言。劇団九州男メンバーも総出演で、最後はお客様も立ち上がってのアンコール！ライブ会場のような盛況ぶりを、フォトレポートでお届けします。

2020年、今宮戎神社の十日戎の「宝恵駕行列」に、大衆演劇から初めての乗り手となったたつみ演劇BOXの小泉たつみ・小泉ダイヤ両座長。朝日劇場の１月公演を受け持つご縁から、浪速区商工会連盟より推挙を受けたそう。「ほえかご、ほえかご」のかけ声とともに、各界で活躍する著名人を乗せたかごが列をなして繰り出す様は、華やかの一言。特設ステージから神社までの道中追っかけレポートです！

メイクと移動に関する知識と技術では、他の追随を許さないであろう旅役者という仕事。そのワザの現場をレポートするコーナー。第8回は浪花劇団若手タイガー一心さん登場。「化粧前」と呼ばれる楽屋内の個人スペースには役者のこだわりが詰まっています。さてここからどんな風に「タイガー一心」が作られるのでしょうか…ぜひ誌面で！

１ヶ月ごとに公演先が変わる大衆演劇の劇団は1年365日が旅暮らし。
幼くして役者になった彼らも然りーー。
令和の旅芝居ボーイズ・劇団菊太郎の梅沢慎太郎＆光太郎兄弟が、本音と素顔で綴る実録連載。今回もオフショットがいっぱいです。

おしらせ

劇団菊太郎三兄弟によるYouTubeチャンネルが開設されました！ぜひご登録を！

キックンチャンネル

横浜の地で創業昭和５年の三吉演芸場は、初心者の方にも入りやすい雰囲気と清潔感を大切にされている歴史ある劇場です。開場を知らせる「寄せ太鼓」も観劇ムードの盛り上げに一役。4代目社長の本田博さんにこれまでの演芸場の歩みや普段の様子などを語っていただきました。

今月の表紙を飾っていただいた橘劇団のみなさん。ラストショーから表紙撮影の様子を誌上公開。バックステージレポートでは、舞台支度中の楽屋風景や、舞台袖から捉えたお芝居シーンなど、普段見られないショットの数々をお届けします！

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

この号のカンゲキクーポンの利用期限は終了しました。