読者投稿第11回信じられないくらいの熱量にどハマり!劇団菊太郎
読者の皆様に思いを語っていただくコーナー
第11回は劇団菊太郎との出会いと魅力について語っていただきました!
投稿者:しのさん
私が劇団菊太郎に出会ったのは昨年の夏。初めは何度かゲストで見たイケメン双子の慎太郎くん光太郎くんが気になって、お友達と一度劇団を観に行ってみよう!というくらいの気持ちでした。
いざ劇場に到着して外題表を見てびっくりしたのが毎日昼夜でのお芝居、ラストショー替え。(更に土日には追加ショーまで!)こんな量を毎日本当にこなせるの?と内心疑ったまま舞台が始まりました。
その日観た座長主演のお芝居は「下北の弥太郎」。大衆演劇では何度か観たことのあるお外題ですが、座長の人情味溢れる演技と脇を固める役者さん達の真剣な表情、特に女優さん方の演技が上手くて引き込まれました。
また舞踊ショーでは三男、梅沢涼太郎くんによる本格的すぎるマジックショーが見られたり、筋肉ムキムキな道矢さんと雄輝さんのマッスルコンビのコントがあったりと、他の大衆演劇では見られないまた一味違った見せ物があるところにも惹かれました。
双子が踊る場面では舞台にシャボン玉が飛んだり、火花が上がったり、客席を隅々まで巻き込んで魅せる姿がそれはもう眩しいくらいキラキラしていて…!この時点で自分でもハマってしまっているのが分かるくらい(笑)
正直それまでは西成にあるその劇場までの道のりが苦手で、よっぽどのことが無ければ行くことがなかったのですが、気がつけばお友達と一ヶ月に何度も通ってしまっていました。
そんな中で観た特にお気に入りだったお芝居は「湯島の白梅」。
なんといっても弱冠18歳の光太郎くん演じる芸者・お蔦が可愛くて可愛くて。
早瀬主税を心から好きで一緒になりたいという気持ちが全身から伝わってきて、それでいて健気でいじらしくて。辛い別れを告げられた後、病の床に伏せっている時も一途に主税を思い続けるお蔦に感情移入してしまい、気がつけば号泣していました。
8月は8年ぶりという和歌山ぶらくり劇場での公演で、わたしのホーム劇場ということもあり、今からとっても楽しみにしています!
毎日遅くまで稽古をして、信じられないくらいの熱量でてっぺんを目指し進化し続ける劇団菊太郎を、これからも沢山応援していけたらいいなと思います。
しの様
投稿ありがとうございます!
軽い気持ちで観に行ったらびっくり&ハマっしてしまったしのさんの様子が目に浮かぶようで、読みながらニヤニヤしてしまいました^^
確か、この時、劇場の大入り記録を大幅に更新したのでは?舞台はもちろんですが客席のボルテージも最高潮の1ヶ月だったと思います。タイミングが良すぎでしたね!
涼太郎花形のマジックショー、マッスル兄弟のコントも、本気がみなぎっていて魅せられますよね。
号泣されたと言うお芝居「湯島の白梅」は、カンゲキの連載「ワンダフルジャーニー」で、若座長が好きなお芝居ベスト3の1つに選んでおられました♪
今年で劇団結成15周年だそうです。
若干18歳の若座長、そして劇団のみなさんがどんな進化を遂げるのか??考えても想像が追いつきません、未知数すぎて頭がぐるぐる~。
しのさんの未来予想図はどんなもんでしょうか?またお聞かせくださると嬉しいです!
カンゲキスタッフ
劇団情報
劇団菊太郎
梅沢菊太郎座長が2006年5月寿楽園にて旗揚げ。 梅沢菊太郎座長のオリジナル新作狂言、中でも、人情芝居で楽しませてくれる。 舞踊の中でも力を注いでいるのは、連日行われている組み舞踊であり、その追求心ゆえ、スーパー歌舞伎の演出家にも指導を仰いでいる。 2016年5月に劇団結成十周年を迎えた。今後、座長の息子たち(慎太郎・光太郎・涼太郎)をはじめとした若手たちの活躍からも目が離せない。 座長は「僕の人生で知り合った人間とは最後まで仲間でいたい」と語る。劇団の絆は強い。