KANGEKI2022年8月号Vol.71

読者投稿第20回行くたびに魅力発見すっかり「錦病」に!劇団錦

読者投稿 第20回 行くたびに魅力発見 すっかり「錦病」に! 劇団錦

投稿者:ニシパさん

「こんな役者さんが乗ってるよ。観てみたら?」とお仲間さんに誘われて初観劇したのが、約1年と5ヶ月前のオーエス劇場でした。
どんな役者さんなんだろう。どんな劇団さんだろうと観に行った時のお外題が「籠の鳥」。 勤王芸者鷹丸を演じたのが、カムイ若座長でした。
後半、自分が身を引く時の女の意地。
その女心が、台詞ではなく、表情や所作で表現されているのが、しっかりと伝わり、涙が溢れました。
また観たい!と思えた劇団さんとの出会いでした。

若座長 カムイ

その後、行く度に違うキャラクターに、噛めば噛むほど味が出るスルメのような「錦病」に罹患してしまいました。

この劇団で忘れてはならない要は、もちろん錦はやと座長です。

座長 錦はやとにしき はやと

「僕は役者ではなく、演じる人間なんです」とおっしゃるはやと座長には、はまり役がいっぱいあります!
徹底的に笑わせてくれるお笑い芝居、忠臣蔵や清水次郎長のような貫禄と迫力ある役。
次郎長とお蝶が中身が入れ替わってしまうお芝居「君の名は」
吉良仁吉のパロディ「お菊ちゃん伝説」
桂文枝さん創作の落語からお芝居に仕立てた「背なで老いてる唐獅子牡丹」
いろんなパターンで出てくる「お玉の亭主」
座長のお笑いは、無敵です。無双だと思います。

座長 錦はやとにしき はやと

また息子のカムイ若座長は、若さと魅力溢れる素敵な役者さんです。

若座長 カムイ

私は二枚目の役よりも、冷酷無非な役が大好きなんです。
ドMでしょうか(笑)
「生きていた石松」での清水次郎長
「君の名は」の黒駒勝蔵
ゾクゾクします(笑)
好きなお芝居や、舞踊はキリがないくらいあります。
舞踊も魅せてくれますよ。
立役は、隙のないカッコよさ、リズム感、体幹のしっかりした身体能力の高さ、お面踊りに刀や扇子を回しまくります。

若座長 カムイ

女形は、これまた妖艶だったり、可愛らしかったり。
カッコよさ、手先の隅々まで行き届いた繊細な動き、そして目力に射抜かれます。

若座長 カムイ

座長のDNAをしっかりと引き継いでる花形錦りか。

花形 錦りかにしき りか

舞踊でも、独特の世界観を醸し出します。

花形 錦りかにしき りか

また、それぞれのキャラで頑張っている若手の成長も楽しみです。
座長曰く「長い目で成長を見守ってください」(笑)

……と、語り出したらキリがないくらい、魅力ある劇団さんです。
元気もらえます。
涙活もできます。
お近くに乗られましたら是非観ていただきたいです。
きっと「錦病」に罹患しますよ!!

左より 錦はやと、カムイ

ニシパさま

寄稿誠にありがとうございます!
「噛めば噛むほど味の出るスルメのような…」
おっしゃる通りと思います^^
行くたびにいろいろな魅力を見せてくださるので、クセになると言いましょうか…あ、つまりこれが「錦病」?!

おすすめのお芝居をたくさんあげてくださってありがとうございます!

今月号では「お菊ちゃん伝説」を取材させていただきましたが、座長演じるお菊ちゃんの強烈なキャラクターに登場から幕切れまで爆笑の嵐でした^^

ぶっ飛んだ喜劇から型物の厳粛なお芝居まで、どんな役でも全力で身体を張って務める座長に、「演じる人間」という言葉が、本当にぴったりですね。名言!

また、カムイ若座長の魅力についてもうなずくばかり~~
あの眼力、
24歳の若さで完成された技芸をこれでもか!と見せてくれて、引き出しの多さにも驚かされっぱなしです。次に取材が叶う際には、ぜひニシパさんのおすすめの冷徹無比な役にもフォーカスさせていただきたいところです(笑)。

そして、りか花形が表現する独特の世界観、どんどん重要な役を任されている若手メンバーの活躍にも目が離せませんよね。

今回の密着取材では、若手メンバーの舞台裏の見えないところでの活躍も紹介させていただいていますので、併せてご覧ください(皆さんめちゃめちゃ働き者!)

座長若座長を筆頭に一丸となって成長を続ける劇団錦。観た人がかかる「錦病」、こちらはどれだけ広がっても大歓迎ですね!

カンゲキスタッフ

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