KANGEKI2022年1・2月号Vol.65

カンゲキツアーレポート里見劇団進明座お芝居「私は養子」

劇場:朝日劇場取材日:2021年11月27日
カンゲキツアーレポート カンゲキツアーレポート 里見劇団進明座 お芝居 「私は養子」

おかげさまで大好評・カンゲキツアー第17回は大阪新世界にあるお芝居の殿堂・朝日劇場の里見劇団進明座公演へ参りました!

朝日劇場あさひげきじょう

里見要次郎総座長看板での公演は、朝日劇場の11月の顔的存在。
お芝居も毎年総入れ替え!

今年のお外題パネル。
壮観です

さてツアー当日のお芝居は喜劇「私は養子」。笑いたっぷりの舞台レポートをお届けします!

喜劇「私は養子」

あらすじ

 紅屋の若旦那・清三郎は入り婿で、妻のおたかに頭が上がらない。今日も今日とて店の勘定が合わないと責め立てられる。唯一の味方は紅屋の女将ただ1人。

女将に励まされ、気を取り直した清三郎。そこへやって来た山田屋が言う「あなたも養子組合に入りませんか」と…。
紅屋一家のひと騒動。女同士のバトルも勃発?!1幕2場の人情喜劇です!

配役

序幕 紅屋

安産祈願に向かう三河屋夫婦が紅屋の前を通る
「すてきなかんざしね~全部欲しいわ!」
仲睦まじい三河屋夫婦を羨ましく思う清三郎
「うちのはなんであんなに気が強いのか…」
帳簿とお金が合わないと清三郎を責めるおたか
「何その手は?家付娘の私を叩くっていうんですか?」
旦那も清三郎を責めるが、女将は清三郎を庇い、おたかの気の強さをたしなめる
「あんさんには気苦労をかけてることはわかってます。いつでも相談しに来なはれ」
女将の優しい言葉に感極まった清三郎は…
清三郎には幼い時から感極まるとおならが出てしまうという奇病があったのだ
「くくくくさーーー っ」(笑)
山田屋「私たちの養子組合に入ってくださいませんか」
清三郎「よ、養子組合??」
ここにいる三河屋、福屋、真砂屋もみーんな養子!
早速今晩朝日亭で寄り合いがあると言う
養子組合の寄り合いに誘われた清三郎をお金を渡して送り出してやる女将
女将の優しさに感極まる清三郎。
またもやオナラが(笑)
おたかに清三郎の行き先を聞かれて全部言ってしまう女将
朝日亭の冷奴から旦那に届いた恋文を女将に読ませる
「あのクソジジイ!!」

第2場 朝日亭

女将に隠れて芸者遊びに興じる紅屋の旦那
養子組合一行が朝日亭に到着
冷奴にもてなされる政三郎
おたかが現れ…
「こんなところでみっともない!帰りますよ」
冷奴とおたか
女同士のバチバチバトル!
自分のことを棚に上げて清三郎を叱り付ける紅屋の旦那 「養子の分際で何を考えとるんや」
「あんたも養子の分際でなあ!」
「ひええええ~~」
「みっとこないのは家付き娘を鼻にかけ旦那をこき使う、おたか。あんたの方やないんか…」
女将の言葉でようやく目が覚めるおたか

カンゲキ的見どころ

序幕から笑いが絶えないお芝居。中でも女房に頭が上がらない婿養子たちが集まって日頃の憂さ晴らししているところに、乗り込んできた女房おたかと芸者冷奴のバトルがすごかった(笑)。毎回アドリブだそうなのでぜひ舞台で!

本気でおびえる男性陣(笑)

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