KANGEKI2021年10月号Vol.62

誕生日公演おもちゃ劇団小花形市川小恵子誕生日公演祝12歳!劇団オリジナル狂言に挑戦

劇場:梅南座取材日:2021年9月12日
誕生日公演 おもちゃ劇団 小花形 市川小恵子 誕生日公演 祝12歳!劇団オリジナル狂言に挑戦

2021年9月12日、梅南座にて市川小恵子小花形の誕生日公演が行われました。
お芝居は劇団に代々伝わるオリジナル狂言「酒に惚れられた男」。 酒を飲むと豹変する難役に12歳の小花形が初挑戦。ラスト舞踊「緋牡丹博徒」まで、たっぷりとお届けします!

特別狂言「酒に惚れられた男」

小花形 市川小恵子いちかわ こけいこ

あらすじ

仏一家の親分が殺された。代貸の重吉は、下手人は閻魔一家の用心棒と知りながら、49日が過ぎるまで喧嘩するなという親分の遺言を守り、閻魔の仁蔵の挑発にも耐える。 しかし、おまちのお嬢さんが拐われ、堪忍袋の緒がきれる。

閻魔一家に喧嘩状を届ける役を買って出る一平。刀も持ったことのないひ弱な男が、無事につとめを果たすことが出来るのか?1幕3場の時代仁侠劇。

配役

第1場 仏一家

仏一家の一平とおまちのお嬢さんは恋仲。
仏一家親分を殺したのは閻魔の用心棒と知りながら、弔いが済むまでは我慢するしかない
「重吉よ、もう仏一家の縄張りを俺に譲れ。おめえ昨日も風呂屋に行く時自転車でこけて、湿布いっぱい貼ってるじゃねえか…」
重吉「今それ言うな(笑)」
重太の手を踏みつける仁蔵
おまちを連れ去る閻魔一家
「喧嘩状、あっしが持っていっちゃあだめですか…」
喧嘩状を落とさないよう一平の頭に巻きつける重吉
(ほのぼの…w)
末期の水ならぬ末期の酒をもらう一平
「え、まだ飲むのか??」
「駆けつけ三杯と申しますから」
一平豹変!!
「さっさと注ぎやがれ!!!」
「お嬢さんと一緒にさせろ」
「二代目を継がせろ」
酒に酔って言いたい放題
閻魔一家へ出発
「山より大きな獅子は出ねえよ!」

第2場 閻魔一家

「あ、あの、あの」
酔いが覚め、さっきの勢いはどこへやら
末期の酒を所望する一平
何も知らずに注ぐ用心棒
再び強くなった一平に脅される閻魔仁蔵
「これが動かぬ証拠だ!」
用心棒の印籠を出す重太
「親分の仇!」
「うわあああああ!」
おまちお嬢さんを無事奪還!

カンゲキ的見どころ

 何と言っても
一平のビフォーアフター!
普段は気弱な男、お酒を飲んだら無敵の男に大変身。仏と閻魔一家のあわてぶりも、三者三様で面白いです^^

未成年ですが
ジャンジャン注ぎます(笑)

水上の立ち回り
仁蔵親分のいたずらスイッチオン!床を水びたしにする親分と必死で拭く子分の攻防。 さらにスリリングな立ち回りに!

「全部捨てなきゃ!」
「やめて~~~」

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