KANGEKI2023年3・4月合併号Vol.76
旅芝居女優名鑑第10回花形錦りか~劇団錦~フォトコレクション(6/6)
写真で綴る錦りかコーナー。これまでカンゲキで取材させていただいたものから、2022年10月のお芝居「悲恋の女」まで一挙公開!
カンゲキバックナンバーから
「下北旅情」
「質屋の娘」
「へちまの花」
カムイ版「狐狸狐狸ばなし」
血煙「お菊ちゃん伝説」
りか祭りより
お芝居「悲恋の女」
舞踊ショー
化粧前拝見♪
オフショット
ファンの方と
りかファンの濱野さん。5年前に初めて観てから、しばしば遠征も。この日は三重から兵庫県尼崎市まで駆けつけられました。
「この劇団の泣きのお芝居が好きなんです」と濱野さん。
「心のこもった素直な演技に、自然に泣けてくるんですよね。また、りかちゃんはファンをすごく大事にしていて、みんなに気遣いが出来る人。ずっと応援してるよ!」
取材後記
このシリーズの恒例の質問。男性中心と言われる大衆演劇の世界で生きる上で、男に生まれたかったと思ったことはあるか、りかさんに尋ねてみました。
「もし私が男だったら、座長になったと思ってます(笑)。この世界では女性がどんなに頑張っても、男性の方がお客様を呼べます。お客様の大半が女性なので、やっぱり男性の方が優位だと思いますね。
だからと言って、私が演っている役を、男性がより出来るかどうかは、別の話ですよね」
あの役もこの役も、自分にしか出来ないと思って演じているーー。りかさんの、女優としての誇りが垣間見えた一言でした。
プロフィール
劇団錦花形錦りか
生年月日 | 2001年4月14日 |
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サイト・SNS |
2001年4月14日生まれ 熊本出身。父・錦はやとの劇団で3歳で初舞台を踏む。2018年花形昇格。若手の芯となり、お芝居では娘役から立役までこなし、脚本も手がける。好きな役は三枚目。ライバルは座長。
劇団情報
劇団錦
2000(平成12)年に旗揚げ。 錦はやと座長とカムイ若座長を中心とした若さあふれる新進劇団。 人情芝居を得意とし、笑いあり、涙ありの見応えのあるお芝居を観客にお届けする。 「劇団員は家族と同じ」をポリシーに、固い結束力で常に熱い舞台を作り上げる。