劇団新お芝居2本立てロング公演「文七元結」「悪徒の譜」
劇団新の12月公演@オーエス劇場は、マンスリーゲストに劇団戸田、颯馬一斗を迎え、お芝居づくしの1ヶ月。連日昼夜お外題替えに加えて新作も4本上演!(リメイク狂言2本含む、週1ペース!!)
カンゲキではお昼1回ロング公演を取材。 新作含む2本のお芝居と相舞踊祭りなど盛り沢山の舞台レポートをお届けします!
「文七元結」
あらすじ
大工の熊は博打好きで家計は常に火の車。溜まりに溜まった借金50両。そんな熊を助けるため、娘のお花が吉原遊郭に身売りをして50両を工面する。涙ながらにその金を持って帰る熊だったが、吾妻橋に差し掛かる時、身投げしようとする男を見つけ… 江戸っ子の意地と情けを描いた人気の人情喜劇の新版。1幕2場。
配役
第1場 吾妻橋
第2場 熊の家
KANGEKI的見どころ
落語をベースに作られた定番のお芝居。
「三つ子の魂百まで」と言うように、江戸っ子気質もなかなか変えられないようで、「一家の一大事ってえのに何やってんだよ~」と言いたくなるお話ですが(^^;)、人情が人情を呼んで、大大円に。
序幕の大工の熊の葛藤と、第2場の夫婦バトルが見どころ^^
ぜひ舞台で!
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