かんげき2025年7・8月号Vol.96

木戸番のエッセイ・天職先は大衆演劇!第36回副座長咲田せいじろう前編~劇団松丸家~(2/4)

劇場:スパリゾート雄琴 あがりゃんせ
木戸番のエッセイ・天職先は大衆演劇! 第36回 副座長 咲田せいじろう 前編 ~劇団松丸家~ (2/4)

咲田せいじろうは、本名を迫 晴生(さこ はるお)という。 生まれは1974年(昭和49年の寅年)9月13日で、星座はおとめ 座、血液型はA型で、現在50歳である。

さて、9月13日が誕生日の人は……

独立心が強く、ユーモアのセンスに溢れ、聞き惚れるような素晴らしい声の持ち主で、穏やかな話し方をする。 また、誰にもまけないような温かさがあふれているため、人助けや自己表現をするなかで、奇跡と思えるような出来事を起こすことができるし、人々をたのしませながら自分のアイデアを伝えることができる……とか。

「誕生日大全」より

晴生は、広島県府中市(旧・甲奴郡)上下町に生まれた。 府中市は、広島県の東南部に位置し人口は約4万人、夢吊橋や芦田湖など、自然に恵まれた土地柄で府中市非核平和都市宣言のまちである。

晴生の家族は、運送関係の仕事をしている父と母、長男の晴生とすぐ下に弟、そして妹がいる5人家族であった。 時期が来て、晴生は府中市立上下小学校に入学し、元気いっぱいの小学生であったが、家庭内に大問題が持ち上がった。晴生8歳小学3年生の時である、両親が離婚したのである。

晴生達兄弟は父親に引き取られたが、トラックの運転手をしていた父は仕事の関係上1週間に1度しか家に帰ることができなかったので、祖父が子供達の面倒をみることになった。

学校も、府中市立矢野小学校に転校になった。 転校しても晴生は非常に元気でそのやんちゃぶりは、家族を心配させるほどであった。

中学校は、府中市立上下中学校に入って、卓球部に入部。そのやんちゃぶりが卓球に向かい、飛躍的に実力をつけていった。

副座長 咲田せいじろうさきた せいじろう (2024.7.14 高槻千鳥劇場)