KANGEKI2021年11月号Vol.63

特集“華舞台星天座”東大阪市布施に新劇場誕生!オーナー澤村千夜座長

劇場:華舞台 星天座取材日:2021年10月8日
特集 “華舞台 星天座” 東大阪市布施に新劇場誕生! オーナー澤村千夜座長

東大阪に新劇場「華舞台 星天座」がオープンしました!近鉄の「布施」駅から徒歩約5分と足を運びやすい立地です。客席数は111席。
本特集では劇場紹介から10月8日のこけら落し公演の舞台模様、オーナー・澤村千夜座長インタビューまでお届けします!

劇場紹介

布施駅から徒歩5分

最寄り駅は近鉄「布施」駅。
改札前にポスターが貼られていました。劇場へは「東北出口」を出ると便利
「華舞台星天座」外観。星空に花が浮かんだ看板が目を引きます
記念品で、紅白まんじゅう、おせんべい、手拭いが配られました^^

場内の様子~元映画館のゆったりシート

劇場の特長の一つが座り心地の良い椅子。こちら今年閉館した松山の映画館「大街道シネマサンシャイン」のもの。
澤村千夜オーナーが松山出身で縁あって譲り受けたそう
元映画館の椅子なので、大きいカップホルダーが嬉しい!
お手洗いは上手の暖簾をめくって向こう側にあります
幕には「贈 二代目澤村紀久二郎」の文字。真ん中の提灯の部分に、澤村一門の劇団をはじめとする劇団のロゴマークが描かれています
12時の開演時間が近づき、客席が続々と埋まっていきます。オーナー自ら客席を回り「ようこそ!」「後ろの方、見えにくくないですか?」と声をかけます

こけら落とし公演

第1部口上
「この時代に笑顔を取り戻していただきたい」

第1部口上
左から澤村紀久二郎、㐂樂屋きらくや斎右衛門、澤村千夜、澤村龍聖、紀伊国屋章太郎
司会
座長 早乙女紫虎さおとめ しこう
(マンスリーゲスト)
千代丸劇団総座長 澤村紀久二郎さわむら きくじろう
(澤村千夜座長の師匠)

「(千夜座長に)お金を貯め続けて、劇場を作ったんだねえ、君は偉い!(笑)(客席に)これから星天座が1年、2年、10年と続いていくのもお客様にかかっております。お芝居観るなら星天座。大阪に新しい劇場の灯がともったんです。この灯を消さぬように、よろしくお願い申し上げます」

澤村一門総帥 紀伊国屋章太郎きのくにや しょうたろう

「(千夜座長に)おめでとう。私も澤村一門の総帥として、誇りに思います。(客席に)劇団経営するのも大変な世の中に、劇場を作るということはなおさらもって、またまた大変でございます。お客様の力で盛り立て、どうか行く末長く見守っていただきますよう、お願い申し上げます」

オーナー 座長 澤村千夜さわむら せんや

「このたび、若輩ながらも劇場のオーナーになりました。この星天座が皆様に愛される劇場になるように、また大衆演劇が東大阪の地で根付けるように、スタッフ一同努めて参ります」

「劇団天華座長・澤村千夜として私を支えて下さったお客様も、今日は多くお集まりいただいています。今年1月に劇団天華は休止という形になりまして、色々とご心配をかけました。

劇場を自分でやると大言を吐いたんですが、今日までの間に、挫折もたくさん味わいました。素人が劇場を作るということは、簡単なことではないんです。消防法、保健所、騒音、色んなハードルがありまして、ようやくそれらをすべてクリアして、杮落しすることができました。

今日までお世話になったお客様への恩返しのつもりで、この苦境の時代に笑顔を取り戻していただきたいという思いで努めます。華舞台星天座をどうかよろしくお願いします」

祝いの舞

左より澤村紀久二郎、澤村千夜、紀伊国屋章太郎

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