KANGEKI2022年6月号Vol.69
松井誠特別公演2022第2部大殺陣沼津の林蔵~娘ちゃっきり節~
あらすじ
沼津で一家を構える林蔵は、「仏の林蔵」と民百姓から慕われ大勢の子分を従えていたが、林蔵の身内である五郎蔵は、一家を乗っとるために悪だくみを図っていた。
五郎蔵は己の罪を林蔵に被せ、その結果、林蔵は縄にかかって島流しにあい、女房のお辰、幼い一人娘のおみのと長い別れになった。
林蔵の子分は、次々と寝返り、五郎蔵地震は「蝮の五郎蔵」と名乗り、息子共々、傍若無人の振る舞いをして、人々から忌み嫌われるようになった。
そんな中でも、林蔵を慕い続けている子分の草太と女房のおよしは、おみのを大切に育てていたが、五郎蔵の嫌がらせからおみのを守るために清水次郎長の家に預けることにした。
10年ぶりに島から帰ってきた林蔵は、娘会いたさに急いで沼津に帰るが、草太からおみのは清水にいると聞かされ、一目散に清水に向かう。
しかしおみのは父が島流しから帰ってきたと聞き、急いで沼津に向かうので合った。
すれ違う父と娘。
そうこうしているうちに、蝮の五郎蔵たちの魔の手が草太とおよしに及ぶ…。
脚本・演出・構成・殺陣:松井誠
(松井誠特別公演2022パンフレットより)
配役
- 林蔵:松井誠
- お蝶:桜花昇ぼる
- 草太:カムイ
- 清水次郎長:恋川純弥
- おみの:棚橋幸代
- 大政:大空亜由美
- 蝮の五郎:瞳ひろし
- 蝮一家代貸辰吉:星誠流
- 坂東菊之丞・鬼吉・子分:松井悠
- お熊:穐吉次代
- およし:紫月光
- 茶店の店主・子分:新月海斗
- 蝮の五郎蔵:高橋成紀
- 相模屋女将・子分:茜小雪
- 相模屋主人・子分:菊地真之
- 大工留・蝮一家熊蔵:小峰雄帆
- 座員さつき・小政・子分:山脇広大
- 玉・子分:いろじろ武蔵
- 金太・子分:鏡蘭丸
- 座員・子分:霞玲奈
- 座員・子分:梓紫織
序幕
第2場 草太の家
第3場 清水次郎長一家
大詰め 草太の家
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