KANGEKI2018年7月号vol.30

おあき（むらさき要）は自害した夫の敵討ちのため、
木曽屋（杉九州男太夫元）に 挑む。
不運にも返り討ちにあうが、 流しの兄妹に助けられて
命は取り留める。
木曽屋は金に困っていた禿（かむろ、大川良太郎座長）に、
おあきの命を取るよう依頼するが…
良太郎座長演じる悲しい男の、哀愁に酔いしれてください！

【ゲスト】 神山大和

4月8日、兵庫県川西市のアステ川西で開催されました、
第54回源氏まつり。
昨年に引き続き、現代美術家の浦大典さんと
大川良太郎座長のコラボレーションが
「源氏～GENJI～ 2」と題して行われました。
色とりどりの扇や番傘を駆使した良太郎座長の舞に、
大勢の観客も魅了されました

赤城の山から逃れ、信濃路に向かう国定忠治（哀川昇座長）。
かつて恩を受けた木崎の友蔵（駒澤輝馬）は、
店に現れた忠治を匿うが、 うわばみの鉄（花形 哀川拓都）に
知られてしまう。
鉄に脅された友蔵は、包丁で刺してしまう…
静けさの中にしみわたる忠治の気持ちが観客席を包み込みます。
哀川昇座長のインタビューも収録しています。

【ゲスト】
花形 駒澤輝馬（真芸座輝龍）、 長谷川桜

国定忠治（松川さなえ太夫元）が赤城の山から逃亡。
目明し孝作（松川小祐司座長）は親代わりであった
夜烏勘太（松川翔也座長）から「捕り親」をやるよう命ぜられる。
しかし孝作の妻と義父は、忠治に大恩を受けており…
かつて太夫元が大抜擢されたという思い出の演目。
じっくりと丁寧描かれた演出に、別れの哀感が伝わります。

【ゲスト】
天夜叉、花形 南雄哉（劇団菊）

放蕩息子の磯之丞（紅優太郎）と恋仲の遊女琴浦（紅翔太郎）は
悪人・大鳥佐賀右衛門（沢村菊乃助座長）に狙われている。
危ないところを救った団七九郎兵衛（一見好太郎座長）は、
一寸徳兵衛（紅ア太郎）とともに磯之丞たちを守ろうとするが…
粋な男が繰り広げる気迫の立ち回りは圧巻の一言！
一見好太郎座長と古都乃竜也座長のインタビューも収録しています！

【ゲスト】
梅乃井秀男座長、沢村菊乃助座長（玄海竜二一座）

17年前、処刑されたはずの国定忠治が生きていた！
その知らせに、かつて忠治に命を救われた目明しの
勘太郎（恋瀬川キャビア）は心を躍らせる。
その日の夜、勘太郎の家に老人（恋瀬川翔炎）が訪れる…
「子」に対する「親」の想いが見るものの胸を打ちます。

騙されて大金を奪われた上州屋喜八（寿のり助）を助けた
女小僧・勘助（寿美空若座長）。
騙した男は囲碁師範・山田一平（寿翔聖）。
勘助はかんざし売りに化けて、山田のもとに乗り込むが…。
騙し騙され、化けて化かされの痛快活劇！
寿翔聖座長、寿美空若座長のインタビューも収録しています！

4月20日、梅田呉服座で行われました、
三度目となる スーパー大衆演劇コレクションSTEC。
お芝居は「STECの寺子屋は大騒ぎ」。
若さあふれるメンバーが舞台狭しと大暴れ。
森川竜二座長にもお話を伺っております。
またWhat’s大衆演劇では、舞台裏の姿にも迫ります！

【出演者】
CAVIAR（恋瀬川キャビア、劇団飛翔）、
HARUO（南條はる雄若座長、劇団魁）、
KOUDAI（森川煌大、森川劇団）、
RIKUMARU（冨士川りく丸、劇団冨士川）、
NAOTO（なおと）、
SENMARU（澤宗千丸若大将、劇団澤宗）

【下座 森川劇団】
森川竜二座長
二代目梅澤秀峰、森慶次郎、森順平、夢川すっぴん

初代橘菊太郎の長女として、 また橘大五郎座長の母として、
そして女優として 数々の「当たり役」をつとめてこられた
小月きよみさん。
大五郎座長の生い立ちや、女優として、そして母としての
「夢」をおうかがいしました。

旅芝居にまつわるオリジナルストーリー「ツバクロ」の第四回。
ついに舞台に立った奈々未。
次々飛び出すアドリブに観客は大盛り上がり。
しかし奈々未は満足に台詞も言えない有様。
そんな奈々未に、旺介座長はとんでもないことを言い出す…。

放送作家・フリーライターの吉村智樹さんが迫るのは、
滋賀県のスパリゾート雄琴 あがりゃんせ
「あがりゃんせ劇場」で木戸番を務める小野直人さん。
「塾の塾長」「放送作家」そして「カウボーイ」の
「三足のわらじ」を履いていたという、異色すぎる経歴をもつ小野さん。
旅芝居の世界にいらっしゃるまでの波乱万丈の人生についてお聞きしました。

4月10日、梅田呉服座で行われました
第14回カンゲキツアー。
今回の劇団さんは森川劇団さん。
初観劇のお客様も感動する、森川竜二座長の楽しい人柄。
さまざまな質問にも、気さくに答えていただきました。

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

この号のカンゲキクーポンの利用期限は終了しました。