KANGEKI2018年9月号vol.32

上州高崎は飢饉続き。そこにつけこんだ加納屋（宝海竜也園長）は、
娘を身売りした親の金をさらに奪い取るという悪事を重ねていた。
これを聞いた百人義賊の一人・弁天小僧菊之助（宝海大空座長）は、
美女に化け、加納屋のもとに一人乗り込むのだが……
美しくも大胆な、大空座長らしい弁天小僧。
舞踊ショー「飢餓海峡」も収録しています。

かつて江戸を騒がした鼠小僧次郎吉（大川良太郎座長）は、
女中・お夏（むらさき要）のやさしい気持ちに触れて心を入れ替える。
一年後、堅気となった次郎吉はお夏に会うため戻ってきたのだが…。
怪盗から堅気、そして恩に報いる侠の姿。
様々な顔を見せる次郎吉を、大川良太郎座長が熱演します！

初音きらら花形一周年を記念した特別公演。
お芝居は「無極」。
姫猿之助座長が構成・演出する、スペクタクル大作。
「Beyond KABUKI」の世界が楽しめます。
姫猿之助座長・初音きらら花形のインタビューも収録しています。

劇団桃華の立ち上げの節目を迎え、
「桃太郎ファイナル」と銘打った、お芝居二本立ての超ロング公演。
お芝居は「瞼の母」・「忠臣蔵外伝 赤垣源蔵別れの時」。
「五代目三河家桃太郎」、二十年の集大成をたっぷりとお届けします。
五代目三河家桃太郎座長のインタビューも収録しています。

今年、16歳で座長襲名を果たした四代目市川ひと丸座長。
6月12日と19日にオーエス劇場で行われました、
襲名記念座長大会の様子をお伝えします。
お芝居は「千代田の刃傷」と「大当たり 高津の富くじ」。
若き座長の晴れ舞台。豪華ゲストが華を添えます。
四代目市川ひと丸座長と、二代目南條す丶む総大将のインタビューも収録しています。

【ゲスト】
葵好太郎座長（葵一門劇団舞姫）、葵政次座長（葵一門劇団鯱）
葵たけし座長（葵一門劇団輝）、市川おもちゃ座長（おもちゃ劇団）
市川かずひろ座長（劇団華）、梅沢菊太郎座長（劇団菊太郎）
近江新之介座長（浪花劇団）、大日方皐扇座長（満劇団）
大日方満後見（満劇団）、おおみ悠総座長（おおみ劇団）
音羽寿美三郎、里見直樹座長（里見劇団進明座）
真田涼兒座長（葵一門劇団白虎）、三代目澤村謙之介座長（劇団澤村）
澤村玄武座長（劇団王座）、澤村神龍座長（劇団神龍）
三代目沢村千代丸座長（千代丸劇団）、南條光貴座長（南條光貴劇団）
三代目南條隆座長（スーパー兄弟）、 三代目南條のぼる座長（花組むらさき）
初代南條みつ雄（劇団魁）、春駒総座長（劇団春駒）
見海堂駿代表（見海堂劇団）、勇羅庵嘩総座長（葵一門劇団勇舞）

葵好次郎 演友会会長
里見要次郎 関西大衆演劇親交会会長
澤村紀久二郎 関西大衆演劇親交会副会長
二代目南條隆 和・一信会会長

2018年で座長襲名五周年を迎えた金沢じゅん座長。
節目となる記念公演の演目は「一本刀土俵入り」。
コミカルで人の良い力士と、覚悟を決めたヤクザ者。
じゅん座長が2つの「土俵入り」で魅せます！
金沢じゅん座長のインタビューも収録しています。

今回はお芝居二本立て。
情の間で苦悩する男を描く「故郷の兄」、
自由な登場人物たちが大暴れする「虎の改心」。
お客さんに元気を与えたいという不動倭座長の心意気が伝わる舞台。
座長インタビューも掲載しています。

関西大衆演劇の名優「初代市川おもちゃ」の急逝により、その劇団を受け継いだ市川恵子さん。 息子である二代目おもちゃ座長を支え、共に進むこれまでと、これからの歩みについてお聞きしました。
市川おもちゃ座長にもお話を伺っています。

今回放送作家・フリーライターの吉村智樹さんが迫るのは、
梅田呉服座・池田呉服座で座元を務める山﨑照久さん。
70歳にしてピンクのジャケットを着こなす山﨑さんは、
子供の頃から生粋の大衆演劇好き。
50歳を過ぎてから、あこがれの大衆演劇の世界に入った山﨑さんの、
「呉服座」にかける思いをお聞きしました。

旅芝居にまつわるオリジナルストーリー「ツバクロ」の第六回。
大役を果たし、ホッとする奈々未の前に現れた少年、響志郎。
旺介座長の息子、つまり自分の兄弟かもしれない。
そんな彼の出現に、奈々未の胸中は……

橘劇団×KANGEKIのコラボ企画！
ただいま本誌連載中・朱良観さん作「ツバクロ」の
劇中劇「峰打ち寛太郎」を、橘大五郎座長率いる橘劇団が上演！
顔は二枚目、腕は一枚上をゆく寛太郎が活躍する痛快エンタメ劇です。
橘大五郎座長のインタビューも収録しています。

【ゲスト】
かつき夢二座長（かつき劇団）、伍代孝雄座長、伍代つかさ
沢村菊乃助座長（玄海竜二一座）

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

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