通巻 | vol.24 |
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発行日 | 2017年12月1日 |
価格 | 800 |
掲載内容
特選狂言座KANSAI「堅気に戻れぬ男」
桜一家の代貸、鉄五郎(金沢かずま)は素行も悪く、
親分である金吾(金沢まさと)を逆恨みしたあげくに
殺してしまう。
金吾の子分たちは金吾の兄、龍二(金沢じゅん座長)を
頼るが、龍二は妻も子もいる堅気の身であった…。
男の悲しみと心意気を、じゅん座長が美しい所作で魅せます!
旗揚公演劇団神龍 旗揚げ公演
10月1日、九条笑楽座で澤村神龍座長が
旗揚げしたのはその名も「劇団神龍」。
お芝居の「三人出世」は座長が初めて主役を
務めた思い出の外題。
大きな夢をつかむべく旅立った、劇団神龍の
出世街道から目が離せません!
特選狂言劇団華「月夜に泣いた一文銭」
牙次郎(市川たかひろ座長)と正太郎(中村喜童)は
スリから足を洗うことと、真面目に働いて金をため、
一年後に再会することを約束する。
しかし正太郎は、ふとしたはずみで罪を犯してしまい…
市川かずひろ座長の「全てにおいて全力で取り組む」と
語った舞台はまさに見応えたっぷり!
特選狂言おおみ劇団「悲恋地獄」
大店の跡取りだった清次郎(おおみ達磨座長)は目を患い、
元遊女のおあき(おおみ悠総座長)と二人暮らし。
店に戻るよう説得されても、おあきと二人で帰るといって
拒絶するほど。しかしある日、清次郎はおあきの裏切りを知り…
アクシデントを乗り越える総座長の役者魂に驚愕!
おおみ達磨座長のインタビューも収録しています!
特選狂言劇団松丸家「母恋鴉」
盗賊権九郎(松丸家こもも)の子分、
勘八(松丸家翔)と新太郎(松丸家小弁太座長)は
親孝行のため、盗賊をやめて故郷に帰ろうとする。
しかし権九郎は勘八を殺し、新太郎の母には
新太郎が人殺しだと告げるのだった…
笑いたっぷり、涙もたっぷり、大衆演劇の魅力が
いっぱい詰まった舞台。
小弁太座長の「お芝居よもやま話」も収録しています。
特選狂言劇団澤村「浪人街」
時は幕末。場末の酒場「いろは」に集う浪人、
荒牧源内(里見ひかり)と母衣権兵衛(歌瑠多)、
赤牛弥五右衛門(天海翼若座長)は悪友同士。
しかし「いろは」の回りで辻斬り事件が起こり…
迫力ある立ち回りと、若さあふれる役者陣に、
客席のボルテージもあがりっぱなしです!
【ゲスト】
歌瑠多(劇団王座)、里見ひかり(里見劇団進明座)、
澤村黒龍(劇団王座)、花形 二代目 藤間美香(花組むらさき)
特選狂言恋川純弥劇団「花散る方へ」
用心棒稼業の岡島隼人(要正大)は、
海辺でずぶ濡れの浪人、源九郎(恋川純弥座長)と
出会う。隼人は源九郎の面倒を見ることになるが、
実は二人の間には深い因縁が…
クライマックスシーンは歌を歌いながらの大立ち回り!
あまりのかっこよさに、おもわずワクワクしてしまう
お芝居です!
【出演】
碧月心哉座長(劇団心)、要正大、沢田ひろし、颯天蓮、
蝶二、長谷川桜
特選狂言劇団駒三郎「奥飛騨慕情」
伊丹屋の後妻、おせつ(南條小竜太夫元)は湯治宿で、
幼い子供の文吉(長谷川じゅりあ)を連れた按摩、
徳之市(山口一見頭取)に逢う。
徳之市が語る文吉の身の上に、おせつは何か感じるものがあったが…。
思いがけない縁が引き起こす、悲しい運命。
南條駒三郎座長と、南條小竜太夫元のインタビューも
収録しています!
特選狂言春陽座「殺陣師一代 市川段平」
昭和五年、新国劇の澤田正二郎(澤村心座長)はリアリズムある、
新しい立ち回りの舞台を求めていた。
老殺陣師・市川段平(澤村新吾劇団責任者)は澤田の新しい舞台論に
ついていけないが、舞台に掛ける情熱は変わらない。
しかしある日の舞台中、段平が倒れたという知らせが…
「(段平に)自分の気持ちがどうしょうもなくダブる」という、
澤村新吾責任者のインタビューも収録しています。
特選狂言劇団寿「杵屋駒吉 三味線仁義」
旅の一座の三味線弾き、駒吉(寿美空若座長)は、
座長仁蔵(寿翔聖座長)の「きっかけ」をはずしたと
一座から追い出されてしまう。
二年後、仁蔵は恩人にも容赦しないやくざとなっていたの
だったが…
「芸道もの」ならではの「舞台ネタ」と、
息の合った「父子対決」が見どころ!
寿翔聖座長のインタビューも収録しています!
【ゲスト】
つばさ準之助座長(劇団つばさ)、つばさ舞(劇団つばさ)、
つばさ真琴(劇団つばさ)
大好評!カンゲキツアー劇団松丸家
10月25日におこなわれましたカンゲキツアー。
今回は鈴成り座で公演中の、松丸家小弁太座長率いる
劇団松丸家さんの観劇となります。
歌が魅力の舞台を楽しむため、ペンライトもご用意!
小弁太座長には舞台や扇子について、たいへん興味深い
お話を聞かせていただきました!
参加者の方々にはたっぷりと楽しんでいただきけました!
舞台人の仕事場劇団どくんご 演出家 どいの
7ヶ月間全国を巡業するという旅公演を行う
「劇団どくんご」の演出家、どいの(伊能夏生)さん。
旅の中で見つけた楽しさ、芝居の魅力。
一味違う「旅芝居」の世界をお聞きいたしました。
まちに飛び出す旅役者座KANSAI
- 特選狂言「堅気に戻れぬ男」 座KANSAI
- 劇団旗揚公演 劇団神龍
- 特選狂言「月夜に泣いた一文銭」劇団華
- 特選狂言「悲恋地獄」おおみ劇団
- 特選狂言「母恋鴉」劇団松丸家
- 特選狂言「浪人街」劇団澤村
- 特選狂言「花散る方へ」恋川純弥劇団
- 特選狂言「奥飛騨慕情」劇団駒三郎
- 特選狂言「殺陣師一代 市川段平」春陽座
- 特選狂言「杵屋駒吉 三味線仁義」劇団寿
- What’s 大衆演劇劇団神龍 澤村神龍座長
- カンゲキエッセイ
- 舞台人の仕事場劇団どくんご 演出家 どいの(伊能夏生)
- 大好評!カンゲキツアー劇団松丸家
- まちに飛び出す旅役者座KANSAI
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バックナンバー一覧
2018年のバックナンバー
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- 桐龍座恋川劇団
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- 葵一門 劇団輝
- 劇団九州男
- 劇団飛翔
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