掲載内容
特選狂言今月の表紙劇団 一見劇団「男の人生」
10月号表紙を飾っていただいた一見劇団。毎月10日は初代・人見多佳雄座長の月ご命日にあたり、初代にちなんだお芝居を上演しているそう。特別狂言「男の人生」は江戸から明治へ移る激動の時代に生きる男・幸吉が主人公。親子の絆、兄弟の確執。愛する人のために取った行動とは…。初代が務めた幸吉役を一見好太郎座長、その兄国太郎を古都乃竜也座長、そして紅葉子太夫元が母親役で揃い踏み!2年半ぶりの関西公演に挑む両座長のインタビューも収録しています。
【特別出演】梅乃井秀男座長
特選狂言劇団美山「ウチとオカンと時々オトン」
昨年の里美たかし座長20周年記念公演で披露されたオリジナル狂言は、大阪のとある母娘の物語。小料理屋「はる」の女将きよは娘の春子を女手ひとつで育ててきた。美人でしっかり者、ちょっぴり口が悪いのはご愛嬌…そんな「大阪のオカン」をたかし座長が余すことなく演じます。きよを取り巻く人びとも優しくオモロイ人ばかり。チーム美山の魅力が詰まった1本です。
座長インタビューでは初乗りの浪速クラブ公演の意欲や最近のハマリものなどを語っていただきました。
特集おもちゃ劇団「市川おもちゃ座長 誕生日公演 第一弾」
6月22日の誕生日公演に先駆けて開かれたロング公演は、多数ゲストが駆けつけての豪華な1日に。お芝居「若き日の石松」は、おもちゃ座長が敬う小泉のぼる大将(嵐劇団座長)が劇団のために演出を手がけてくれたものだそう。おもちゃ座長ならではの「優しい石松」とは。「これぞ大衆演劇という舞台を届けたい」と語る座長インタビューも収録しています
【ゲスト】
里見要次郎会長(関西大衆演劇親交会)、里見直樹座長、里見龍星副座長、里見寛(以上里見劇団進明座)、澤村丞弥座長(劇団丞弥)
特集満劇団「忍祭り」
14歳の大日方忍花形が大奮闘!「忍祭り」の舞台模様をお届けします。
お芝居「緋桜剣法」はどんでん返しや代々受け継がれてきた長台詞など見どころいっぱいの、スカッとする人情劇。ラストショー「森の石松」まで劇団メンバー総力あげて盛り立てます。成長が著しいこどもたちへの期待や近況を語っていただいた大日方皐扇座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】桂団朝
特集劇団花吹雪「桜春之丞 誕生日記念公演」
今年の桜春之丞座長誕生日公演のお芝居はご存じ孤高の剣客「平手造酒」。病を隠しながら千葉道場を後にした平手造酒は流浪のはてに侠客・笹川重蔵と出会う。大利根の地でようやく人の情に触れた平手だったが…。
「年齢を重ねることで出来る表現がある」と語る春之丞座長の新境地。劇団メンバーだけでかけた特別狂言を可能な限り誌面で再現しました。もちろんこの日だけのスペシャルな舞踊ショーもたっぷり掲載!
特集橘劇団 「小月きよみ 誕生日公演」
小月きよみさんの誕生日公演は名作「銀のかんざし」に劇団初挑戦。髪結い屋のおかつ(小月きよみ)は年下の清之助(橘大五郎)と夫婦になり、仲睦まじく暮らしている。しかしある事情からこの2人、お騒がせカップルとして周りを悩ませており…京の町を舞台にした悲喜こもごもの人情劇に、満座の客席も大喝采。篠原演芸場の緻密な舞台セットにも注目です。
お芝居の見どころや裏話、今後のコラボ企画などについて語っていただいた座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】神山大和、三河家諒
特集劇団天虎 旗揚げ公演
旗揚げが続く大阪。7月羅い舞座堺東店にて七星泰河座長が「劇団天虎(てんこ)」を始動!大勢の役者仲間が祝福に集結し、賑々しい幕開けとなりました。
その記念すべき初日と、7月23日の特別狂言「五条のかけひき」の舞台模様を併せてお届けします。「自身の劇団で楽しく笑いのあるお芝居をやっていきたい」と初心を語る座長インタビューも収録しています。
【ゲスト】
暁龍麿、一條風馬花形(南條隆とスーパー兄弟)、駒澤輝馬花形(真芸座輝龍)、司大樹座長(劇団正道)、新導あき、なおと、飛雄馬(下町かぶき組)、都星矢花形(都若丸劇団)
旅芝居の母たち劇団戸田 戸田ゆかり
人気シリーズ15回目は、現在3人の子の母として座長として多忙な日々を送るゆかり座長。わずか2歳半で「戸田ゆかりショー」と名打つ歌謡ショーのセンターを務めていたという経歴の持ち主です。その後、23歳で劇団を旗揚げ、旅回りを続ける道のりは文字どおり波乱万丈。東日本大震災の被災経験など幾多の困難を乗り越えてきた胸の内を伺います。劇団メンバーが語る「ゆかりの意外な素顔」には素敵なエピソードがいっぱい!
お芝居小屋探訪 其の十二大島劇場
神奈川県川崎市の大島劇場は創業69年の老舗劇場。住宅地に溶け込む昔ながらの佇まいに惹かれ、遠方からもファンが訪れます。畳敷きの客席は舞台に向かって傾斜が施されてあり、幕が開けば小屋ごと別世界にすっぽり誘われるよう。劇場主様のお話、公演劇団・劇団三ツ矢の三ツ矢洋次郎座長、常連のお客様からのメッセージの紹介を交えながら、劇場の魅力を詳らかにご紹介します。
旅芝居新風 Vol.7松山二番町に大衆演劇 BAR「.K(ドット・ケイ)」がオープン
2019年7月、愛媛県松山市にオープンした大衆演劇 BAR「.K(ドット・ケイ)」。オーナーは元・春陽座座長の澤村かずまさん。ナイトタイムに大衆演劇のショーを楽しめるスポットとしては全国初で、プロジェクションマッピングによる演出が特徴的です。フードメニューも厨房で手作りするというこだわりは、気軽な立ち寄りスポットとしても使ってもらいたいとの思いから。オープンから3週間の手応えは、今後の展開は?詳しくはオーナーインタビューで!
旅芝居新風 Vol.8とんかつ屋の中に劇場?!宮城県「金太郎劇場」オープンから2年さらなる挑戦
宮城県栗原市にある「とんかつ屋 金太郎 本店」。家族揃って大衆演劇ファンという店長が店の中に劇場を作ってしまった!そんな楽しそうな情報に惹かれてお店に伺ったのが昨年6月。「みんなで盛り上がれる場所を作りたい」という思いからのスタートだったそう。さらに今年は劇団を立ち上げ、いわば”東北発大衆演劇盛り上げ隊”的活動に拍車が。一体どんな劇場?劇団の活動は?店長であり劇団夢処族(むしょぞく)族長の銀太郎さんにお聞きしました!
メイクと移動の達人 file.04市川小恵子のつくり方
メイクと移動に関する知識と技術では、他の追随を許さないであろう旅役者という仕事。そのワザの現場をレポートするコーナー。第4回はおもちゃ劇団の小花形・市川小恵子さん登場。「化粧前」と呼ばれる楽屋内の個人スペースには役者のこだわりが詰まっています。さてここからどんな風に「市川小恵子」が作られるのでしょうか…ぜひ誌面で!
お客も旅する旅芝居「日本列島お芝居小屋訪ね旅」其の十一
追っかけ上等!目指せ全国の旅芝居小屋コンプリート!日本各地に存在する旅芝居どころを、交通機関を乗り継いで一つ一つ訪ね歩く旅人・烏丸さんのレポート。今回から2回、地元・和歌山県の4つの劇場をめぐるモデルコースをご紹介。ジモティならではのチェックポイントやお役立ち情報の数々、要チェック!
【紹介劇場】
すわん江戸村、紀の国ぶらくり劇場
表紙劇団 バックステージレポート一見劇団
今月の表紙を飾っていただいた一見劇団の両座長。華やかなラストショーの出で立ちでのフォトセッションの模様を誌上公開。バックステージレポートでは、開演時の楽屋風景や、舞台袖から捉えたお芝居シーンなど、普段見られないショットの数々をお届けします。
- 特選狂言今月の表紙劇団 一見劇団
- 特選狂言「ウチとオカンと時々オトン」劇団美山
- 特集「市川おもちゃ座長 誕生日公演 第一弾」おもちゃ劇団
- 特集「忍祭り」満劇団
- 特集「桜春之丞 誕生日記念公演」劇団花吹雪
- 特集「小月きよみ 誕生日公演」橘劇団
- 特集劇団天虎 旗揚げ公演
- 旅芝居の母たち劇団戸田 戸田ゆかり
- お芝居小屋探訪 其の十二大島劇場
- 旅芝居新風 Vol.7大衆演劇 BAR「.K(ドット・ケイ)」
- 旅芝居新風 Vol.8金太郎劇場
- メイクと移動の達人 file.04市川小恵子のつくり方
- お客も旅する旅芝居「日本列島お芝居小屋訪ね旅」其の十一
- 表紙劇団 バックステージレポート一見劇団
- 読者投稿スナップ「ナイスペア大集合 ―相舞踊特集―」
- KANGEKI Photo Selection 舞台袖と楽屋から観る賀美座
- 大衆演劇豆辞典
- KANGEKI漫画ミルヨ×ミナヨ
- カンゲキ読者プレゼント
- 全国公演案内
掲載劇団(掲載順)
雑誌(紙媒体)のご購入
下記のフォームで送信いただくか、事務局にお電話でお問い合わせください
(アトム株式会社 TEL:06-6764-5987)
※『KANGEKI2019年10月号』は、一冊 ¥1,000(税込)です。
※別途送料を承っております。1発送(5冊まで)あたり¥275(税込)となっております。
2023年5月号から2024年11・12月号
以上の号の価格は¥1,000となります。
2021年8月号から2021年12月号
以上の号の価格は¥1,000となります。
2019年7月号から2020年11・12月号
以上の号の価格は¥1,000となります。
2017年新春号から2019年6月号
以上の号の価格は¥800となります。
2015年12月号から2016年10月号
以上の号の価格は¥600となります。
バックナンバー一覧
2019年のバックナンバー
- 嵐山瞳太郎劇団
- 劇団花車
- 葵一門 劇団鯱
- 三河家劇団
- 劇団桃華
- 劇団天華
- 劇団三ツ矢
- 劇団暁
- 劇団暁(三咲夏樹・三咲春樹)
- 藤間劇団
※この号は完売しました。
- 劇団花吹雪
- 筑紫桃太郎一座 花の三兄弟
- 桐龍座恋川劇団
- 逢春座
- 浅井劇団
- 橘小竜丸劇団
- 劇団神龍
- 劇団雪月花
- 剣戟はる駒座(津川鵣汀)