旅芝居女優名鑑第2回辰己小龍「女優は裏で支えるものと思っていた私は、意外と遅咲きなのかもしれません」
たつみ演劇BOXの女優リーダー・辰己小龍。
愛称「おやびん」。
「親分」じゃなくて「おやびん」。
この愛称がしっくりくるなあと思うのは、しっかり者で頼れる存在なのに、時折のぞかせる少女のようなお茶目さや、古典のきっちりしたお芝居が似合うと思いきや、「真夏の夜の夢」の妖精パックのような予測不可能な魅力を、小龍さんに感じるからでしょうか。
幼い頃から舞台が好きで、迷いなくこの道に進んで約30年。名女優と呼び声の高い小龍さんですが、意外にも遅咲きだったという事実が判明?!
辰己小龍ヒストリー、始まり始まり〜。
たつみ演劇BOX
たつみ座長の祖父にあたる嵐九一郎座長の「嵐劇団」が前身。その後、故 二代目・小泉のぼるが「のぼる會」と改称する。
故 小泉のぼるの長男・小泉たつみが座長を就任した後、現在の劇団名になった。
基本を大切にしながら「綺麗に品良く」をモットーとする実力派の舞台で観客を魅力する。