KANGEKI2021年9月号Vol.61
旅芝居女優名鑑第5回高野花子この振り幅を見てほしい!芸道24年・フリーで羽ばたく(6/6)
高野花子フォトコレクション
お芝居「清水次郎長」
お芝居「信州一羽鴉」
お芝居「恋の高岡」
高野花子誕生日公演
舞踊ショー
化粧前拝見!
和装工房 花子の作品集
取材メモ
「大衆演劇のお芝居の塩梅が、ちょうど良いんです」と、花子さん。
「1時間の中に笑いがあって、ほろっとする要素もあって、ストーリーが難しくない。小劇場でかけられる演劇のように難しいのは苦手という方も、気軽に観られて、心が動く…その塩梅が、私にはちょうど良かったんですね」
様々な舞台を経験して、大衆演劇を選んだ理由をこのように語ってくれました。
「お芝居の塩梅がちょうど良い」
大衆演劇のお芝居の良さの微妙なニュアンス伝えるのに、ちょうど良い塩梅な言い方だなあ…と、劇場からの帰りみちで何度も反芻しました。
知的でほんわり優しい言葉遣いも、女優・高野花子の魅力です。
プロフィール
高野花子
1979年4月15日愛知県生まれ。
18歳で松井誠の俳優養成所「誠塾」に入門。松井誠主演「権八小柴」「信長」松方弘樹主演「遠山の金さん」「友情〜秋桜のバラード」などの商業演劇に多数出演。旅芝居では下町かぶき組の公演に参加、全国の劇場やセンターを巡業。娘役から侍、老け役までこなす確かな演技力と、舞踊では魂こもる情熱的な表現で観客を魅了する。
2018年4月からフリーランスとして再スタート、現在は嵐山瞳太郎劇団で活躍中。
特技は独学で習得した和裁。裾引きから群舞の衣装まで手掛ける。エンタメではTEAM NACSのファン。映画やお笑いも大好き。
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