KANGEKI2022年11月号Vol.73
舞台裏の匠たち第6回難波の舞台化粧品専門店「美壽屋」(4/6)
何でも自分たちの店で作る
前田
先ほど、父から引き継いだことは何ですかと聞かれましたけど、一番のポリシーは『できるだけ、何でもうちで作る』ということかもしれません。
メーカー仕入れではなく、美壽屋で作ると。
前田
はい。看板商品として挙げた、鬢付け油や羽二重もオリジナルです。うちにしかないものを提案できますし、また安く提供できる分、役者さんに喜んでいただけるということもあります。
美壽屋オリジナルの化粧品・化粧道具を、いくつか前田さんにご紹介いただきました。
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