KANGEKI2022年4月号Vol.67
劇団炎舞2月公演密着取材!「江戸の朝焼け男の達引」
今回の密着取材は、大阪オーエス劇場、2月公演の劇団炎舞。
取材日の2月7日は、新人・橘鷹羽(たちばな たかは)さんの15歳の誕生日で、お芝居では初役に、ショーでは初めての個人舞踊に挑戦。
また7日はボス・橘魅乃瑠(たちばな みのる)さんの月命日でもあり、橘炎鷹(たちばな えんおう)座長による父に捧げる舞踊の披露も。
舞台袖含め、盛り沢山のレポートです!
お芝居「江戸の朝焼け 男の達引」
あらすじ
熊本藩士・岡島千之助は、江戸で傘張り内職をしながら暮らしている。何者かに奪われた家宝の名刀・百足丸(むかでまる)を取り戻すための極貧生活。そんな主人を奴の市助が献身的に支えていた。
ある日、同郷の黒田主膳から誕生日の酒宴に誘われる。「衣服大小取り揃えて相方同伴」が条件。
千之助に恥をかかせてはならないと、市助が向かった先は…
忠義と義理を重んじる人たちの力を借りて、千之助の起死回生なるか?!
1幕3場の時代劇、始まり始まり~!
配役
第1場 岡島千之助の住まい
第2場 柳橋・料亭花六の店先
第3場 深川・料亭水月座敷
カンゲキ的見どころ
全員が活躍の清々しいお芝居
特に今回は山坂転之助と水月板前を演じる2人が初役ということで、良い緊張感の中で進行。それぞれアドリブや長セリフが決まった時は拍手喝采でした!
ラストは座長演じる濡髪長五郎の「江戸の朝焼け…」の粋なセリフでビシッと締まって大団円。
全員が活躍する、見どころいっぱいの楽しいお芝居です。ぜひ舞台で!
次ページ:舞踊ショー&メンバー紹介です!