KANGEKI2023年1・2月合併号Vol.75
劇団花車密着取材!お芝居「新・湯島の白梅」
今月号の特集は、劇団花車の密着取材@羅い舞座京橋劇場。この日は芸道生活50年を迎えたゴッド・姫京之助と、座長・二代目姫京之助メインの「ダブル京之助祭り」!二代目が初役に挑戦した「新・湯島の白梅」から舞台袖レポート、インタビューまで5ページに渡ってお届けします。
(特別ゲスト:沢田ひろし)
新・湯島の白梅
あらすじ
紅屋の手代・主税(ちから)は紅屋の娘おとせと思いを寄せ合っていたが、おとせと大黒屋の清次郎との祝言が決まり、身を引くことに。ところが番頭の策略により、主税が祝言の邪魔をしたことにされてしまい、店を追い出されてしまう。失意に暮れる主税の前に現れたのは、美しく強気な芸者・お蔦だった…。
初代から大切に受け継がれてきたお芝居の1つ。1幕2場の時代人情劇です。
主な配役
序幕 湯島天神
第2場 3年後
カンゲキ的見どころ
新派劇の「湯島の白梅」とは全く異なるストーリー展開で、笑いあり、ほろりとさせる場面ありの人情劇に。湯島天神の境内に現れるお蔦と主税の粋な姿が見どころ。主税から別れ話を切り出され、泣く泣く承諾するお蔦の、月を見上げて言うセリフが胸を打ちます。
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