KANGEKI2018年6月号vol.29

旅芝居一座の花形は、双子の兄弟慎太郎（梅沢慎太郎）と光太郎（梅沢光太郎）。
今日も芝居のことで父である座長（梅沢菊太郎）と衝突している。
そんな中、かつて一座をやめた男・前島（梅沢道矢）が姿を現し…
現実の劇団と劇中の劇団がオーバーラップする人情劇です。

渡世人である、「どもの吉三郎」（四代目市川ひと丸座長）と
竹蔵（市川斗輝）はひょんなことから兄弟分となり、
桔梗屋一家に草鞋を脱ぐことに。
しかし親分の娘をめぐって二人の間に亀裂が生まれ…。
手作りの舞台で続けてきた長浜大衆演劇に大輪の花が咲く！
四代目市川ひと丸座長と二代目南條すゝむ総大将の
インタビューも収録しています。

伊之助（橘炎鷹座長）の女房おきわ（橘鷹志）は
法印重善（橘鷹勝）とできていた。
重善と一緒になるため、おきわは伊之助に毒の染め粉を盛り、
殺害したのだが…。
個性豊かな登場人物が、騙し騙されのドタバタ喜劇。
橘炎鷹座長のインタビューも収録しています。

仏一家の政吉（澤村千夜座長）は、
対立する川向一家の大五郎（澤村丞弥副座長）の
手によって母と弟を殺され、そして妻までも奪われてしまう。
あまりのことに呆然とする政吉だったが、
その時雷鳴が響き渡る…。
すべてを失った男の、悲しくも壮絶な復讐劇。
澤村千夜座長のインタビューも収録しています。

北町奉行・遠山左衛門尉景元（獅童礼斗座長）のもとに、
上方を荒らした悪党・夜鴉伝次（樋口勝次朗）が江戸に入ったという
知らせが入る。
さっそく「遊び人の金さん」に扮し、伝次の捜索にあたるのだが…。
悪をくじき弱きを助く、遠山桜が粋に咲く痛快時代劇。
獅童礼斗座長のインタビューも収録しています。

大工の留（筑紫桃之助座長）は突飛な言動で、
いつも親方（博多家桃太郎弟座長）を悩ませている。
そんな中、親方の妹（筑紫あい）に縁談が持ち上がったが、
相手の男（玄海花道花形）の本当の気持を探りたいといい出し…。
とにかく自由な留が大暴れの爆笑喜劇！
筑紫桃之助座長のインタビューも収録しています。

市川団五郎（千咲大介座長）は次郎長一家に扮して
大川一家の親分・ハゲ蔵（藤美一馬座長）を懲らしめようと計画する。
弟子の足之助（冴刃竜也副座長）、旅のやくざ者（藤千代之助座長）の
激しい稽古が始まる…。
藤美一馬座長、千咲大介座長のインタビューも収録しています。

【ゲスト】
藤千代之助座長（劇団藤☆友）

3月７日、明石市商店街連合会が主催する、
9回目となる大衆演劇公演が行われました。
お芝居は「瞼の母」。「日本一小さい劇団」劇団侍による、
大きな元気を呼び起こす公演となりました。
皐月竜馬座長・明石市商店街連合会の原田貞副会長の
インタビューも収録しています。

【ゲスト】
森川煌大（森川劇団）、森順平（森川劇団）

男社会と言われる大衆演劇の世界にも、魅力的な「母」達がいる。
今回から始まる新企画、旅芝居の母たちはそんな母たちに
スポットを当てます。
第一回目は劇団美松の太夫元・松川さなえさん。
女優として、女性として、そして小祐司座長と翔也座長の母としての
歩みをお聞きしました。

岸和田市立浪切ホール創設15周年を記念して行われました特別公演。
お芝居は山根演芸社山根大社長が脚本、
三条すすむ座長が演出、舞台監督を近江飛龍座長がつとめた
「男さわぎの祭華」。
豪華座長が一期一会の揃い踏み、
それぞれの技と男を競う豪華な公演となりました。

【出演者】
市川英儒座長（優伎座） 市川叶太郎座長（劇団十六夜）
市川たかひろ座長（劇団華）近江飛龍座長（近江飛龍劇団）
大川良太郎座長（劇団九州男） 二代目恋川純座長（桐龍座恋川劇団）
恋川純弥座長（恋川純弥劇団） 三代目桜京之介座長（劇団花吹雪）
桜春之丞座長（劇団花吹雪） 澤村かずま座長（春陽座）
三条すすむ座長（劇団武る） 津川鵣汀座長（剣戟はる駒座）
津川竜総座長（剣戟はる駒座） 不動倭座長（剣戟はる駒座）
森川竜二座長（森川劇団） 大和みずほ座長（劇団昴星）
【後見】
勝龍治総帥（剣戟はる駒座） 澤村新吾（春陽座）
浪花三之介（近江飛龍劇団）

放送作家・フリーライターの吉村智樹さんが迫るのは、
和歌山県の「大衆演劇 七福座」の劇場主、橋本秀則さん。
「澤村龍太郎」として長年活躍されてきた旅芝居の世界を、
今度は劇場主として裏から支えることになった橋本さん。
役者だから実現したい劇場の姿についてお聞きしました

旅芝居にまつわるオリジナルストーリー「ツバクロ」の第三回。
ついに奈々未の前に現れた、劇団旺盛座の座長・盛田旺介。
父親かもしれないその男は、自由奔放な役者バカ。
その勢いに巻き込まれ、奈々未は舞台に立つことになってしまう…。

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

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