KANGEKI2019年1月号vol.36

武家の生まれでありながら町奴・男山一家（桜愛之介副座長）の元で暮らす
礼三郎（桜京之介座長）。
ひとえに継弟・一馬（桜彩夜華）に家督を譲るため。
そうとも知らず、兄を探しに来た一馬が、男山を敵視している
旗本奴の六方組（桜京誉）に絡まれ、思わぬ事態に。
町奴の男山vs. 旗本の筧（桜春之丞座長）、因縁の対決の行方は？！
今月号表紙を飾っていただいた劇団花吹雪
桜春之丞・京之介両座長のインタビューも収録しています。

幕末の京都四条川原。侠客・業平文治（沢田ひろし）は、
賭場を荒らしたと折檻を受ける一人の百姓・竹蔵（玄海花道花形）を助け、
罪の肩代わりまでしてやる。しかしその竹蔵はとんだ食わせモノだった。
大瓢箪・会津小鉄（博多家桃太郎弟座長）の庇護があるのをいいことに、
文治の妻おたき（筑紫まどか）と不義の仲、さらに…
硬質のお芝居を、高い緊張感で演じます。
筑紫桃之助座長のインタビューも収録、
劇団で大切にされている舞台道具についても語っていただきました。

【ゲスト】
沢田ひろし、藤千之丞

先代総長亡き後、離反者が相次ぐ天龍一家は存続危機。
本来二代目を継ぐべき龍次（二代目恋川純座長）の出所まで待てず、
出口（恋川千弥）が二代目を継ぐことに。
その矢先、龍次の出所が決まり…
任侠の世界に生きる男たちの絆の深さに触れる本作。
大詰め、東映剣会メンバーと繰り広げられる立ち回りの迫力は、
強い信頼関係が築けているからこそ作り上げられると語る、
二代目恋川純座長のインタビューも収録しています。

【ゲスト】
東映剣会（木村康志、吉田輝生、本山力、稲田龍雄、下元佳好）

2018年10月18日、明石ほんまち三白館で賑々しく行われました
逢春座 浅井雷三座長の襲名披露公演。
お芝居は特別狂言「小狐無頼」。
浅井家の跡目を狙う三上（小泉たつみ座長）に命を狙われ、
幼い頃に生き別れになった兄弟妹（浅井雷三座長・淺井春道・浅井陽子）。
二十年後、成長した姿で再会するが、新たな争いに巻き込まれてゆく…
特設舞台での、美しく迫力ある大立ち回りに拍手が鳴り止まず。
記念すべき感動の舞台を、カンゲキ誌上でもう一度。

【ゲスト】
市川かずひろ座長（劇団華）、大川良太郎座長（劇団九州男）、
金沢じゅん座長（座KANSAI）、兜獅子丸若座長（葵一門劇団鯱）、
小泉たつみ座長（たつみ演劇BOX）、辰己小龍（たつみ演劇BOX）、
辰己龍子のぼる會会長、酒井次郎後見（劇団双竜）、
沢村菊乃助座長（玄海竜二一座）、三代目沢村千代丸座長（千代丸劇団）、
双竜英次郎座長（劇団双竜）、見海堂真之介総座長（見海堂劇団）、
三河家諒

正太郎（橘小竜丸太夫元座長）と牙次郎（橘鈴丸座長）は、巾着切りの兄弟分。
ある日、堅気になりたいという牙次郎の言葉を受け、正太郎も決心。
互いの分身として一文銭を持ち、２年後の再会を約束して別れるが…
旅芝居の定番のお芝居を、橘小竜丸劇団ならではの人物描写で。
橘小竜丸太夫元と鈴丸座長のインタビューも収録しています。
果敢に挑戦を続ける鈴丸座長の胸のうちとは。
若き座長と若手に全面信頼を寄せて見守る太夫元の楽しいトークをぜひ！

2018年10月12日、劇団神龍 旗揚げ１周年記念公演が
旗揚げ時と同じ九条笑楽座で開かれました。
お芝居は「忠治と由蔵」。神龍座長にとって思い入れのある役を
里見要次郎会長はじめ既知のゲストと共に熱演。
１年を振り返る神龍座長インタビューも収録しています。

【ゲスト】
天海翔（劇団澤村）、里見要次郎関西大衆演劇親交会会長（里見劇団進明座）、
三代目沢村千代丸座長（千代丸劇団）、
三代目南條のぼる座長（花組むらさき）、森川竜馬副座長（森川劇団）

女侠客・お俊（桜川翔座長）と浪人・弥太郎（夜空花形）は、
惹かれ合うものの、会えば半目するばかり。
ある日、二人が世話になっている相模屋一家の親分が、
島田一家に斬殺されるという事件が起きる…
秘めた恋に因縁の対決を絡めながら描く翔座長女形芝居。
本誌初登場の劇団雪月花、
旗揚げ４年目を迎えた桜川翔座長のインタビューも収録しています。

2018年10月24日、羅い舞座京橋劇場で行われました
津川鵣汀座長襲名５周年を祝する記念公演。
お芝居は「髪結新三」。
材木商白子屋の美しい娘・お熊（宝海大空座長）を長屋に監禁、
身代金をせしめようと企む新三（津川鵣汀座長）。
弥太五郎源八親分（小泉ダイヤ座長）、
大家の長兵衛（津川竜総座長）らが説得にやって来て、ひと騒動。
河竹黙阿弥の名作を、はる駒座ならではの演出で魅せます。
インタビューでは新たな節目に臨む思いや夢を鵣汀座長に伺いました。

【ゲスト】
近江新之介座長（浪花劇団）、小泉ダイヤ座長（たつみ演劇BOX）、
三代目桜京之介座長（劇団花吹雪）、新川博之リーダー（新川劇団）、
宝海大空座長（宝海劇団）

“師匠”の愛称で親しまれる晃大洋（こうだいはるか）は、
旅芝居のみならず、商業演劇の舞台にも意欲的に取り組んできた。
役者の血筋に生まれ、自らも役者になりたいと望んだが、意外や親が反対。
しかし将来の夫となる津川竜の一言から、役者道を拓いてゆく…
「家族」「芝居」「大衆演劇の今」について、
おおいに語ってもらった人気シリーズ７回目。ますます熱い！

2018年10月、奈良県香芝市のショッピングセンター内に誕生。
「地域密着・共存共栄」をモットーに、お年寄りから子供まで
気軽に集える場所にしたいと語るオーナーの吉田義治社長。
現場を支えるスタッフの方々にオープンから２ヶ月間の手応えを伺いました。

怒涛の新世界座公演。ようやく千秋楽を迎えることができた劇団旺盛座。
座長の旺介に促され、奈々未は思いの丈をマイクに乗せる。
大阪新世界、通天閣が時を刻み続けるその下で…
旅芝居にまつわるオリジナルストーリー「ツバクロ」、堂々完結。

追っかけ上等！目指せ全国の旅芝居小屋コンプリート！
日本各地に存在する旅芝居どころを、交通機関を乗り継いで
１つ１つ訪ね歩く旅人・烏丸さんのレポートは臨場感たっぷり。
九州巡りの完結編は、振り返りレポート付きでいただきました。
【ご紹介する劇場】
ホテル甘木館・博多新劇座・嘉穂劇場

好きな劇団や役者さんのグッズや思い出の品、日頃の活動など、
舞台人を応援するファンの思いを披露いただくページ。
今回は早乙女紫虎座長を応援する「紫虎会」の皆様に登場いただきました！

＊次号以降も、熱い思いを語っていただける方を募集中。
　ご応募お待ちしております！

今月号から表紙刷新！
新シリーズ初回を飾ってくださったのは劇団花吹雪メンズ。
撮影当日のラストショーから撮影風景を交えてたっぷりと。
「フォトセレクション」では客席からは見られない
舞台袖から見た舞台の様子、スタンバイ時の真剣な横顔、
楽屋での和みのひとときを激写！お宝ショットをご覧あれ。

撮影の様子はKANGEKIYoutubeチャンネルで！

この号のカンゲキクーポンの利用期限は終了しました。