掲載内容
特選狂言劇団天華「籠釣瓶」
下野佐野の絹商人、次郎左衛門(澤村千夜座長)は、
吉原一の花魁・八ツ橋(澤村丞弥副座長)に一目惚れ。
身請けの話をすすめるが、恋人に迫られた八ツ橋は
満座の中で次郎左衛門を袖にし、恥をかかせる…。
歌舞伎の名作を千夜座長がアレンジ。背筋も凍る怨念の物語です。
澤村千夜座長のインタビューも収録しています。
【ゲスト】
【劇団澤村】
天海翼若座長、澤村一也
特集下町かぶき組 夢之丞主演公演
お芝居は「お役者小僧の菊之助」。
盗賊・お役者小僧菊之助(夢之丞)は生き別れになった親を探して
旅を続けていた。しかしある日、幼い頃の思い出である子守唄が聞こえ…
家族の因縁が絡み合う、松井誠さんの演出・構成による人情劇。
大衆演劇の世界を広める様々な取り組みや、
夢之丞さんのインタビューも収録しています。
【特別出演】
三峰逹座長(下町かぶき組 劇団三峰組)
新連載お芝居小屋探訪 「康楽館」
明治43年(1910)創設、重要文化財指定。
しかし今でも下町かぶき組のみなさんが定期的に公演を打っている、
現役の「芝居小屋」康楽館。
人力の回り舞台やすっぽんなど、108年の歴史を感じる舞台裏に迫ります。
副館長の田中出さんにもお話をお伺いしています。
特別公演やまと座 故・中森秀幸社長を偲ぶ会
2004年の開設から、館主としてやまと座を支えてきた中森秀幸社長。
「アホンダラ」が口癖の、怖いながらも優しい中森社長を偲び、
ゆかりの座長方が集まりました。
お芝居は「三日月の次郎吉」。
アドリブやツッコミが激しく繰り広げられる、賑やかなお芝居です。
また座長方と、現館主である中森とも子さんに、
中森社長の思い出を語っていただきました。
【出演】
中野加津也座長(鳳凰座)、南條光貴座長(南條光貴劇団)
松丸家小弁太座長(劇団松丸家)
【劇団都】
都京弥座長
京乃健次郎、京乃そら、京乃廉、光乃みな
【下座 澤村慎太郎劇団】
澤村慎太郎座長
澤村あとむ、澤村千代音、澤村優翔、ビリケン
特集藤乃かな 特別公演
お芝居は「初蕾」。
芸者お民(藤乃かな座長)の想い人、半之助(澤村丞弥副座長)は
同僚を斬り江戸に出奔する。しかしお民は半之助の子を身ごもっていた…
「座長大会ではなく、この芝居をやるための公演」と語る
藤乃かな座長のインタビューも収録しています。
【出演】
天乃ゆき、三代目大川竜之助座長(劇団竜之助)、
早乙女紫虎座長、澤村丞弥副座長(劇団天華)、
辰己小龍(たつみ演劇BOX)、司春香副座長(劇団正道)、
華乃せりな、三河家諒、都新太
記念公演劇団朱光「劇団創設15周年特別公演」
劇団朱光の劇団創設15周年を記念した特別公演。
お芝居は「やくざ忠臣蔵」。
松井田仁平(颯馬一気)に愚弄された小諸の忠三郎(水廣勇太副座長)は、
妻お新(水葉朱光座長)や一家のために耐えてきたが、ついに刀を抜き…。
まっすぐに進む若者と、それを見守る人々の姿に、劇団の未来が重なります。
水葉朱光座長と篠原東京大衆演劇協会会長の口上挨拶も収録しています。
【ゲスト】
一城悟副座長(劇団美鳳)、風美玄吉(風美劇団)、
風美涼太郎座長(風美劇団)、澤村蓮座長(章劇)、
紫城輝也(劇団美鳳)、紫鳳友也座長(劇団美鳳)、
紫龍(章劇)、瀬川伸太郎座長、颯馬一斗(劇団美鳳)、
颯馬一気座長、美月流星座長(劇団菊)、
林友廣東京大衆演劇協会演劇部長
特選狂言恋川純弥劇団「座頭市~彼岸花~」
座頭の市(恋川純弥座長)は、斬った相手の最後の頼みを聞き、
その息子を、母親のいる信州まで連れて行くことになる。
しかし母親のおしず(速水映人)は、市にかかった賞金に目をつけ…
座長初挑戦の座頭市で見せる、体を張った迫力ある立ち回り。
恋川純弥座長のインタビューも収録しています。
特選狂言劇団三ツ矢「吉良の仁吉」
吉良の仁吉(三ツ矢洋次郎座長)は、弟分の縄張りを
奪った安濃徳(北城嵐)とかけあうが、恥をかかされ追い返される。
仁吉は、安濃徳の妹である愛妻・お菊(菊小菊座長)と別れ、
決着をつけるために荒神山に向かうが…
義理と愛情の間で揺れる男の優しさが伝わります。
三ツ矢洋次郎座長のインタビューも掲載しています。
【ゲスト】
北城嵐
【劇団菊】
菊小菊座長
市川恋丸、市川華丸、菊おさむ、りき丸
特選狂言見海堂劇団「緋牡丹お竜」
女渡世人・緋牡丹お竜(見海堂真之介総座長)は、
堂島一家の政五郎(見海堂駿代表)と浮世の義理で果たし合いを行う。
今際の際で政五郎が残した言葉に、自らの行いを悔いるお竜。
そんなお竜の前に風変わりな渡世人(風吹あさと)が現れ…
20年ぶりの復活狂言となるこの外題は、ほとんどアドリブとなる渾身の芝居。
見海堂真之介総座長のインタビューも収録しています。
旅芝居の母たち見海堂劇団 富士野竜子
見海堂真之介総座長の母親、富士野竜子さん。
軽い気持ちで入ったお芝居の世界だったが、
ひょんなことから役者も裏方も、そして育児もやることになって…
今はほとんど劇団を裏側からサポートしている、竜子さんの「夢」とは?
貴重な舞台写真や、真之介総座長の思い出の写真も掲載しています。
吉村智樹の旅芝居ささえびとStyle Zero代表取締役 山城優大
放送作家・フリーライターの吉村智樹さんが、
大衆演劇を支える人々に迫った企画も今回が最終回。
最後にご紹介するのは、日本で唯一の大衆演劇専門のセット屋、
Style Zero代表取締役の山城優大さん。
伝統的なものからファンタジーなものまで、
多彩なかつらをつくりあげる山城さん。
役者だったからこそ、役者のことがわかる、そんな山城さんのスタイルに迫ります!
カンゲキ紙上シアター朱良観『ツバクロ』第七話「兄と弟」
旅芝居にまつわるオリジナルストーリー「ツバクロ」の第七回。
今日は旺盛座は休演日。盛田旺介座長は盛田劇団にゲスト出演し、
弟でもある瑛二座長と相舞踊を舞う。
かつて同じ劇団の二枚看板だったことを順三郎から聞く奈々未。
そこに美幸からの電話が…
まちに飛び出す旅役者劇団天華
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