江戸末期~明治期の歌舞伎狂言作者(1816年 – 1893年)。「三人吉三廓初買」や「小袖曾我薊色縫(鬼あざみ清吉が主役)」、「青砥稿花紅彩画(白浪五人男)」等数々の名作を産み出し、歌舞伎の地位向上に貢献しました。大衆演劇においても彼の作品や、それが元になったものは数多く上演されています。
大衆演劇では様々な題材が取り上げられており、黎明期である江戸時代から、人気のある演目というのがいくつも生まれています。ここではそういった演目や題材について少しだけ説明しています。もっとよく知りたくなったら、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。ただ、劇団ごとに演出や脚本がアレンジされていることもありますので、その違いを見極めるのも観劇の楽しさの一つです。細かい用語などについては大衆演劇豆辞典をご覧下さい。